【キュアジェット】
針を使わないニキビ跡・毛穴治療
  • 毛穴や小じわを本気で改善したい。
  • 水光注射や一般的な肌育治療は一通り試してきたけれど、正直なところ、もう一歩踏み込んだ変化が欲しい。

そんな段階に来ている方も、少なくないのではないでしょうか。

近年、PDLLA製剤(レニスナ/ジュベルックボリューム)や、液状PCL製剤(GOURI/ゴウリ)など、コラーゲン生成能力の高い製剤に注目が集まっています。

一方で、これらの製剤は効果が高い反面、注入層や量を誤ると、しこりや不均一感といったリスクが問題になることもあり、「興味はあるが慎重にならざるを得ない」と感じている方も多いはずです。

そうした背景から当院が導入したのが、針を刺さず、ジェット圧を用いて薬剤を真皮層へ届ける医療機器『キュアジェット(CureJet)』です。キュアジェットは、薬剤を一度に大量に溜め込む注入治療とは異なり、真皮層(浅層・中層)を中心に微量ずつ、広い範囲へ届けることが可能な治療です。

この特性を活かすことで、コラーゲン生成反応の高い製剤を、過度なボリューム形成や結節リスクに配慮しながら使用できる点が、大きな特徴となっています。

「針を使わないから優しい」といっただけでなく、ドラッグデリバリーとマイクロサブシジョンの両面から、毛穴や小じわ、浅い凹凸に医学的にアプローチできる治療として、キュアジェットは新しい選択肢になりつつあります。

ここでは、「福岡・天神エリアでキュアジェットといえばトータルスキンクリニック」と感じていただけるよう、
キュアジェットの仕組み、他施術との使い分け、そして痛みやダウンタイムのリアルな部分まで、包み隠さずお伝えしていきます。

キュアジェットとは|針を使わず真皮層を狙うドラッグデリバリー治療

ジェット噴射で薬剤を押し込むメカニズム

キュアジェットは、極細のノズルから高速のジェット噴射を行い、皮膚の浅い層に微細な通路を作りながら、薬剤を分散させて届けるドラッグデリバリー機器です。
注射のように一定量の薬剤を一か所に注入するのではなく、ごく少量ずつを広い範囲に行き渡らせるという点が大きな特徴です。

この構造により、皮内に薬剤が一度に溜まりにくく、過剰なボリュームや結節を生じにくいという特性があります。
そのため、反応性の高い薬剤を用いる場合でも、注入量と分布をコントロールしやすくなります。

薬剤は主に真皮浅層から真皮中層を中心に届きます。
真皮はコラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力を支える組織が存在する層であり、たるみ毛穴や細かなクレーター、肌質低下の改善を考えるうえで重要なターゲットです。

マイクロサブシジョン効果(癒着剥離)

ニキビ跡のクレーターは、表面の凹みだけでなく、真皮内で瘢痕組織が周囲の組織と癒着していることが原因となっているケースが多くあります。
この癒着がある限り、表面からどれだけ刺激を与えても、凹みが戻りにくい状態が続きます。

キュアジェットでは、ジェット噴射による圧力刺激によって、瘢痕組織の癒着を部分的にゆるめる効果が期待できます。
いわゆる「サブシジョン」と同じ考え方を、より浅い層で、点ではなく面として細かく行うイメージに近い治療です。

従来のサブシジョンやトライフィルのような治療は、真皮深層から皮下にかけて強く癒着を剥がすため、中等度以上のクレーターには有効である一方、侵襲やダウンタイムも大きくなりやすいという特徴があります。

一方キュアジェットのマイクロサブシジョンは、
・浅い層を中心に
・ごく細かく
・広い範囲に
反応を分散させることで、軽度のクレーターや、毛穴周囲の線維化に対して、負担を抑えながら働きかけることを目的としています。

そのため、深く強い癒着を一度で断ち切る治療ではありませんが、真皮環境を整えながら、凹凸を少しずつ浅くしていく治療として位置づけられます。

ドラッグデリバリーで薬剤を真皮層へ

キュアジェットは、瘢痕剥離(はんこんはくり)のような物理的アプローチに加えて、「ドラッグデリバリー」という薬剤導入の役割も兼ねています。
真皮の浅層~中層付近まで薬剤を届けることで、コラーゲン生成を促すスキンブースター製剤などの効果を、必要な層に集中的に発揮させることができます。

ただし、キュアジェットで一度に使用できる薬剤量は最大で4cc程度で、その一部は皮膚表面から漏れてしまうとされています。
そのため、全顔に大量の薬剤をしっかり届けたい場合には、後述する水光注射の方が向いています。

キュアジェットは「ピンポイントに、真皮浅層/中層へ微量の有効成分を届ける」ことに特化した機器と捉えるとイメージしやすいでしょう。

Dr. 分山博文

クレーターや毛穴の治療って、正直言いまして、すごく難しいです。「これをすれば絶対に治る」っていう単純な正解はありません。
効果が高い施術/効果が高い薬剤ほど、合併症のリスクも高くなります。

例えばですが、ジュベルックなどのコラーゲンブースターを水光注射で真皮浅層/中層に注入した場合、しこりのリスクが高いことが知られています。そのため、同様の薬剤を真皮内に注入する場合、真皮深層を狙うことが一般的です。逆に、ポリヌクレオチド製剤(リジュランやプルリアルデンシファイなど)は真皮の浅い層でも問題になることはなく、満足度も上がります。

その中でキュアジェットの一番の強みは、リスクの高い薬剤をリスクの高い層(真皮層)に安全に注入できることだと思います。

深いクレーターにはトライフィルなどの、より違ったな治療が必要になってきます。
でも真皮レベルの細かい凹凸とか、たるみ毛穴に対しては、比較的負担を抑えながらアプローチできます。

キュアジェットで改善が期待できるお悩みと適応

ニキビ跡・アイスピック型の小さなクレーター

キュアジェットは、特に「アイスピック型」と呼ばれる比較的小さいクレーターのニキビ跡に向いています。
トライフィルポテンツァ+トライフィル(いわゆるポテフィル)のような強いサブシジョンまでは必要ないが、表面だけをなでるような治療では物足りない。そんな方にちょうど良い強度の治療です。

中等度~重度で広範囲のクレーターには、キュアジェットだけでは不十分なことが多く、その場合は医師によるサブシジョンやポテフィルを優先します。あくまで「軽度のクレーター」をターゲットにした治療という位置づけです。

毛穴の開き・たるみ毛穴

BEFORE
AFTER

※メーカー提供写真

年齢とともに目立ってくる「たるみ毛穴」にも、キュアジェットは適した選択肢となります。真皮中層にレニスナなどのコラーゲン生成反応の強い製剤を微量ずつ届けることで、毛穴周りの真皮をゆっくりと底上げし、毛穴の目立ちにくい肌質を目指します。

すでに肌状態に大きなトラブルはなく、「将来的な毛穴の悪化や小じわを予防したい」「強めの製剤で肌育をしていきたい」という方にも向いています。
ニキビそのものの発生を抑える効果は強くないため、新しいニキビが出やすい方には、IPLポテンツァなどを優先的にご提案します。

首の横ジワ・額や目尻の固定ジワ

キュアジェットは、首の横ジワや、額・目尻に刻まれた浅めの固定ジワ(表情を変えても残るシワ)に対しても有用です。

ヒアルロン酸のようにボリュームで無理に持ち上げるのではなく、真皮層のコラーゲンを増やし、土台そのものを整えるイメージに近い治療です。

シワの深さによっては、ボトックスやヒアルロン酸の方が適しているケースもありますが、「ボリュームを入れすぎて不自然になるのは避けたい」「ナチュラルに土台から整えたい」という方にはキュアジェットを選択肢として検討します。

キュアジェットが向いている方・向かない方

キュアジェットが向いている方

  • 軽〜中等度のニキビ跡や毛穴、小ジワをマイルドに改善したい
  • 水光注射の仕上がりには満足しているが、もう一歩踏み込んだ薬剤で、毛穴・クレーター対策をしたい
  • ポテンツァ単体では効果を実感しにくかったが、トライフィルプロまでは踏み切れない

キュアジェットが向かない方

  • 大きなクレーターが多発している重度のニキビ跡
  • 現在も新しいニキビが頻繁にできている
  • 一度の施術で劇的な変化だけを期待している

こういった場合には、ポテンツァトライフィルIPLなど、別の治療を優先的にご案内します。

Dr. 分山博文

キュアジェットは、大きなクレーターを劇的に改善する治療ではありません
重度のクレーターには、今のところポテフィルやサブシジョン(医師施術)の方が適してます。

でも逆に、年齢とともに目立ってきた毛穴とか浅めのクレーター、将来の小じわ・たるみをしっかり予防したい方には、すごく相性が良いです。

大掛かりな施術に踏み切る前段階として、あるいは水光注射より少し踏み込んだ肌育として、上手に活用していただけると思います。

他施術との違いと使い分け
(ポテンツァ・サーマニードルEvo・トライフィル・水光注射など)

ニキビ跡や毛穴治療には、ポテンツァ、サーマニードルEvo、トライフィル、水光注射など、さまざまな選択肢があります。
それぞれに優れた点がある一方で、作用する層・刺激の種類・得意とする目的は大きく異なります

キュアジェットは、
・熱で引き締める治療
・深層を物理的に剥離する治療
・大量の薬剤を均一に注入する治療
とは設計思想が異なり、真皮浅層から中層に対して、微量の刺激と薬剤反応を積み重ねていく治療です。

そのため、
「重度のクレーターを一気に改善する」
「強い引き締めを一度で得る」
といった目的には向きません。

一方で、
・水光注射では物足りなくなってきた肌育
・浅いクレーターやたるみ毛穴
・反応性の高い薬剤を安全域で使いたいケース
では、キュアジェットならではの価値が生まれます。

当院では、どの治療が優れているかではなく、
今のお肌に、どの層への、どの強さのアプローチが必要か
という視点で治療を選択しています。

potenza(ポテンツァ)
トライフィルプロ(マイクロサブシジョン)

Dr. 分山博文

クレーターや毛穴治療って、ポテンツァサーマニードルEvoトライフィルプロ水光注射…って選択肢がすごく多くて迷われることかと思います。

私の感覚としては、「クレーターが主役」ならトライフィルやポテフィル、「毛穴や軽度のクレーター/傷跡が主役」ならキュアジェット、「安全な薬剤で効果に重きを置いた肌育」なら水光注射、っていうイメージで使い分けるかと良いかと思います。

どの治療にも得意・不得意があるので、カウンセリングではそれを包み隠さずお伝えして、その方にとってのベストな組み合わせを一緒に考えるようにしてます。

施術名主役・目的向いている肌状態・悩み作用のイメージ強み注意点・弱み
トライフィル / ポテンツァ(ポテフィル)クレーターが主役中等度〜重度のクレーター、深い凹凸物理的に凹凸を作り替える凹み改善への直接アプローチが可能痛みが比較的強い
キュアジェット毛穴・軽度クレーター・浅い傷跡が主役開き毛穴、浅いクレーター、小傷皮膚を壊さず真皮を刺激肌質改善も同時進行ダウンタイムが意外と長い
深いクレーター単独改善は弱い
水光注射薬剤効果を重視した肌育乾燥、小ジワ、ハリ不足、肌質低下薬剤を均一に届けて底上げツヤ・潤い・透明感が出やすいクレーター改善効果はほぼない

痛み・ダウンタイムと照射モード・メニュー構成

コンタクトモードとは |
目立つ毛穴やクレーターを狙い撃ちするモード

コンタクトモードは、キュアジェットの中でも「しっかり効かせるためのモード」です。
ジェットの圧を高めに設定し、気になる毛穴やクレーターに対してピンポイントに照射していくことで、真皮中層の瘢痕組織にマイクロサブシジョン効果を与えます。

その分、痛みはそれなりに強く、「ゴムでパチンと弾かれるような、針で刺されるような感覚」に近い刺激を感じる方が多いです。

またコンタクトモードをしっかり行うと、点状出血はほぼ必発で、赤い点が数日残ることがあります。体質や照射の強さによっては小さな瘡蓋(かさぶた)ができますが、数日から1週間程度で目立たなくなることがほとんどです。

当院では、頬の目立つ毛穴やアイスピック型の小さなクレーター、首の横ジワなど、「ここを集中的にケアしたい」という部位に対して、このコンタクトモードを細かく当てていきます。

トーニングモードとは|
全体の肌育・ダウンタイムを抑えた広範囲ケア

トーニングモードは、コンタクトモードに比べるとマイルドな設定で、顔全体や首全体にまんべんなく照射していくモードです。
真皮浅層を中心に、レニスナやリトゥオ(Re2O)などの有効成分を微量ずつ広く届けていくことで、全体的な「肌育」「将来の小じわ・たるみ毛穴予防」を目的とします。

痛みはコンタクトモードより弱く、他院様では麻酔なしで受けられる方もいる様です(当院では表面麻酔をします)。

トーニングと呼ぶためダウンタイムがなさそうに感じますが、意外と数日間の赤みや腫れは生じます。翌日からメイクは可能ですが、ダウンタイムが取れる時の施術が理想です。

当院で行っている痛み対策

コンタクトモードをしっかり行う場合、どうしても一定の痛みは避けられません。
そのため当院では、次のような対策を組み合わせて、できるだけ安心して受けていただけるよう工夫しています。

  • 強力な表面麻酔クリームを使用し、施術前に十分な時間を置くことで、皮膚表面の痛みを和らげること
  • 薬剤に局所麻酔を混ぜ、真皮層での刺激を軽減すること
  • ぶるぶるボール(バイブレーションツール)を使用し、感覚を分散させること
  • 患者さんの表情や反応を確認しながら、出力や照射スピードを微調整すること

こうした対策を組み合わせることで、多くの方が「痛いけれど、我慢できないほどではない
「この結果が出るなら頑張れる」とおっしゃってくださっています。

使用薬剤と、当院ならではのキュアジェット
(レニスナ・ゴウリ・リトゥオ・エクソソーム)

せっかくキュアジェットを受けるのであれば、当院では「反応の強い薬剤」を選択することに意味があると考えています。

理由は明確です。
マイルドなスキンブースター製剤は、水光注射のようにある程度まとまった量を注入することで効果を発揮します。一方、キュアジェットは構造上、真皮浅層〜中層にごくわずかな量しか届けることができません。そのため、刺激が穏やかな製剤では、変化を実感しにくいケースが少なくありません。

キュアジェットの特性を最大限に活かすには、少量でも皮膚にしっかり反応を起こせる製剤を選ぶことが重要です。
この考え方に基づき、当院では以下の薬剤を中心にキュアジェット施術を行っています。

レニスナ(ジュベルックボリューム)

レニスナは、PDLLA(ポリD,L乳酸)を主成分とする、コラーゲン生成反応の非常に高い製剤です。
真皮層における線維芽細胞刺激を通じて、肌密度の向上、毛穴の目立ちにくさ、肌質改善といった変化が期待できます。

まず前提として、レニスナ(ジュベルックボリューム)は水光注射では使用できません。
水光注射で使用可能なのはジュベルックであり、しかも浅い層に入れるとしこりのリスクがあるため、実際には比較的深い層に限定して注入されることが多くなります。

その点、キュアジェットは真皮中層を狙って、極めて少量ずつ薬剤を届けることが可能です。
コラーゲン生成能力の高い薬剤を、「効果を実感しやすい層」に「過剰にならない量」で届けられる点が、レニスナをキュアジェットで使用する最大のメリットだと考えています。

この使い方により、
・周囲のコラーゲンが増え、肌密度が高まる
・毛穴が目立ちにくくなる
・肌質全体がなめらかになる
・クレーターは深部が持ち上がることで浅く見える
といった変化が出やすくなります。

適応としては、比較的若い方のほうが皮膚反応が良く、効果を実感しやすい印象があります。
一方で、1か所に薬剤が集中しすぎないよう、照射部位や配分には細心の注意を払っています。

GOURI(ゴウリ)

GOURIは、世界初の液状PCL(ポリカプロラクトン)製剤です。
PCLは溶ける糸にも使用される成分で、長期的な線維芽細胞刺激が特徴とされています。

非常に優れた製剤である一方、医師の間でも評価が分かれる製剤です。
過剰な反応、内出血の遷延などを懸念し、否定的な意見があるのも事実です。

当院でもその点は十分に理解したうえで使用していますが、実際の臨床では、レニスナ以上の肌質改善効果を感じるケースがあるのも事実です。
キュアジェットを用いて、真皮浅層に極少量ずつ広く届けることで、過剰な反応を抑えながら肌質改善を狙える点に価値があると考えています。

PCLは体内でゆっくり分解されながら、線維芽細胞を刺激し続ける特性があります。
キュアジェットによるドラッグデリバリーは、この「少量でも長く働く」というPCLの特性と相性が良く、急激な変化ではなく、じわじわとした質感改善につながりやすいと考えています。

当院の体感では、1回の施術での分かりやすい変化はレニスナよりも大きい印象です。
GOURIは、レニスナを試しても効果が実感しにくかった方、かつGOURIに対してネガティブな印象がない方に、慎重にご提案しています。

リトゥオ(Re2O)

リトゥオは、人由来コラーゲンを主成分とする製剤です。
PDLLAやPCLが「自分の細胞にコラーゲンを作らせる」治療であるのに対し、リトゥオは「作れないなら、補う」という発想の治療です。

一定の年齢を超えると、コラーゲン生成能力そのものが低下し、PDLLAやPCLで十分な反応が出にくくなるケースもあります。
そういった方にとって、リトゥオは試す価値のある製剤です。

リトゥオも浅い層に大量に注入すると、しこりのリスクが懸念される製剤です。
そのため通常は、真皮深層や真皮直下への注入が選択されます。

キュアジェットを用いることで、真皮浅層〜中層に、過剰にならない量で安全に届けることが可能となり、
・ハリ
・弾力回復
・ツヤ
・毛穴の引き締まり
といった変化を実感しやすくなります。

なお、リトゥオは人由来成分を使用しているため、日本では献血ができなくなる点についても、事前に必ずご説明しています。

育毛系キュアジェットについて

BEFORE
AFTER

※メーカー提供写真

キュアジェットは、頭皮に対する育毛治療としても活用が可能な機器です。

当院でも、育毛系の薬剤を用いたキュアジェットメニューを現在準備中であり、整い次第、あらためて詳細をご案内する予定です。

キュアジェットを検討中の方へ|トータルスキンクリニックからのご提案

  • 熱の痛みが怖くて、ポテンツァに踏み切れない
  • 水光注射での肌育には満足しているが、
    毛穴や小さなクレーターも少しずつ整えていきたい
  • 将来の小じわやたるみ毛穴を予防する「真皮ケア」を始めたい
  • ポテンツァ単体では効果を実感しにくかったが、
    トライフィルプロは痛すぎると聞いて不安がある

こういった方にとって、キュアジェットは「痛みと効果のバランスがとれた中間的な選択肢」になり得ます。

カウンセリングで大切にしていること

当院では、ニキビ跡や毛穴治療において、最初からキュアジェットを強く勧めることはしていません。

お肌の状態を拝見したうえで、トライフィルやポテフィルが適切なケース、IPLポテンツァを優先すべきケース、まずは水光注射から始めた方がよいケースなどを正直にお伝えし、その中からキュアジェットが合いそうな方にのみご提案しています。

福岡・天神で毛穴やニキビ跡治療を検討されている方へ

福岡・天神で毛穴やニキビ跡治療をお考えの方は、情報が多すぎて、何から始めるべきか迷ってしまうと思います。

キュアジェットは、「針が怖い」「でも、ピーリングよりは強めの治療をしたい」という方の背中を、少しだけ押してくれる存在になれるかもしれません。

まずは一度、お肌の状態を一緒に確認しながら、ポテンツァサーマニードルEvoトライフィル・水光注射・キュアジェットの中から、最適な組み合わせを相談していきましょう。

よくある質問(FAQ)

キュアジェット

についてのよくいただく質問

※質問をクリック(タップ)いただくと回答がご覧いただけます。

キュアジェットは本当に針を使わないのですか?

痛みはどのくらいありますか?麻酔は必要ですか?

ダウンタイムはどのくらいですか?仕事や予定に支障は出ますか?

何回くらい受けると効果が分かりますか?

どのくらいの間隔で通うのがよいですか?

キュアジェットとポテンツァ・トライフィル・水光注射はどう使い分けますか?

  • クレーターが主役で、中等度〜重度のニキビ跡 → トライフィルやポテフィル(ポテンツァ+トライフィル)
  • 毛穴や軽度のクレーター/傷跡、真皮レベルの凹凸が主役 → キュアジェット
  • 薬剤のボリュームや保湿力を重視した肌育 → 水光注射(ハイコックス)

使用する薬剤はどれがお勧めですか?

メイク・洗顔・入浴はいつからできますか?

どんな肌質・症状の方に向いていませんか?

福岡・天神のトータルスキンクリニックでキュアジェットを受けるメリットは何ですか?

当院では
「コンタクトモード+トーニングモード」を組み合わせた、
全顔3000ショット/全顔+首4500ショットの2コース構成
とし、施術内容が分かりやすく、かつ十分なショット数を確保しています。

目立つ毛穴やクレーターなど、改善を狙いたい部分にはコンタクトモードでピンポイントに、
顔全体や首にはトーニングモードで真皮レベルの肌育を重ねるという、役割を明確に分けた照射設計を行っています。

また、使用する薬剤についても、
レニスナ、GOURI、リトゥオといった反応性の高い製剤の特性を理解したうえで、
毛穴・クレーター・小じわを意識した薬剤選択と設計を行っています。
「何となく入れる」のではなく、キュアジェットという治療の特性に合わせて選んでいる点が特徴です。

さらに当院では、
ポテンツァ、サーマニードルEvo、トライフィル、水光注射など、
他のニキビ跡・毛穴治療と比較したうえで、本当にキュアジェットが適している方にのみご提案する
というスタンスを大切にしています。
キュアジェットありきで勧めることはありません。

キュアジェットは、針を使わない治療ではありますが、
しっかり効果を出そうとすると刺激や痛みが伴う治療です。
だからこそ当院では、「楽そうだから」ではなく、
肌の状態や目的に対して、この治療が本当に合っているかを一緒に考えることを重視しています。

また、当院は福岡・天神の西通りから近い立地にあり、
お買い物やお出かけのついでに通いやすい点も、多くの方にご好評いただいています。

まとめ|キュアジェットは「攻めた薬剤を、安全に使いたい」方のための肌育治療

Dr. 分山博文

キュアジェットは、
「効かせたい薬剤はある。でも、注入方法には慎重でありたい」
そんな段階に入った方のための治療だと考えています。

水光注射では物足りず、かといって注射で攻めることに不安がある。
その間にあるニーズに対して、
浅い層に、極めて少ない量を、広く分散して届けられるという特性は、大きな意味を持ちます。

反応性の高い薬剤は、使い方を誤ればリスクになります。
だからこそ、量・層・分布を厳密にコントロールできるキュアジェットで使う価値があると感じています。

「強い治療に進む前に、もう一段階しっかり肌を変えたい」
そう感じ始めたタイミングで、検討していただけるとよいかと思います。

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