トータルスキンクリニック福岡天神院では、患者さま一人ひとりに合わせた美容治療をご提案しています。

本施術ページの監修医師

本施術ページは、医師が医学的観点から監修しています。

医療法人茜会 理事長/美容皮膚科 トータルスキンクリニック松山院 院長/トータルスキンクリニック福岡天神院 医師

当院のジェネシスは以下のお悩みに対応しております。

同じ1064nmでも、レーザートーニングとは別の施術です

当院のレーザートーニングも、ジェネシスと同じ1064nmを使います。
違いはパルス幅、つまりレーザーが出ている時間の長さにあります。

当院の機器のQスイッチモードのパルス幅は6ナノ秒。
ジェネシスに使うパルスモードは0.3ミリ秒前後、つまり300マイクロ秒です。
その差はおよそ5万倍になります。

ナノ秒の世界では、エネルギーが一瞬で叩き込まれるため、メラニン色素が衝撃で砕けます。
ミリ秒の世界では、エネルギーがゆっくり流れ込むため、色素は砕けず、代わりに熱が周囲へ伝わります。

同じ波長でも、時間の長さが変わると肌の中で起きることが変わる。
だからジェネシスとレーザートーニングは、別の目的を持った別の施術になります。

新しくできるコラーゲンには順番があります

熱の刺激を受けた線維芽細胞が作りはじめるコラーゲンは、最初から完成品ではありません。
はじめは3型と呼ばれる未熟なコラーゲンが主体で、これが時間をかけて、肌の強度を支える1型に置き換わっていきます

1回や2回の施術で大きく変わらないのは、この置き換わりに時間がかかるからです。
3~4週間ごとに5回、という当院の間隔の設計も、ここから来ています。

古い施術が、いま見直されている理由

ジェネシスは新しい施術ではありません。
2000年代初頭から行われてきた治療です。

ただ当時は、組織を調べれば真皮が確かに作り変わっているのに、鏡の前での変化として実感されにくい、という壁がありました。
原因は、表皮を守るために冷却をかけすぎていた点にあったと指摘されています。

その後、波長・出力・照射の繰り返し方を見直せば、表皮を傷めずに真皮側だけを必要な温度まで持っていけるという方向で研究が進み、いま再び評価されています。

当院がハンドピースを肌に当てず、冷却もかけずに照射しているのは、この考え方に沿ったものです。
冷やせば患者様は楽ですが、冷やした分だけ真皮に届く熱は減ります。
照射設定をメーカー推奨の範囲内で上限側に寄せているのも、同じ理由からです。

導入前は、赤みにIPL、毛穴にニードルRFを使っていました

天神大名の当院には以前からIPLニードルRFがあり、赤みのご相談にはIPLを、毛穴のご相談にはニードルRFを提案してきました。

当院で使用しているIPLは、カスタマイザーIPLという機器です。ジェネシスを導入したあとも、この順番は変えていません。

赤みだけを見ればIPLのほうが結果が出ます。
毛穴の凹みまで含めて改善を狙うなら、ニードルRFのほうが確実です。

それでも埋まらなかったもの

ただ、どちらの機器も、真皮のコラーゲンを増やすこと自体を主目的にした設計ではありません。
IPLは色と血管に反応し、ニードルRFは針を刺した点の周囲に熱を作ります。
顔全体の真皮を、傷をつくらずに、面としてゆっくり温める。
その役割を担う機器が、当院にはありませんでした。

導入した機器は、Qスイッチのルビーレーザーと、QスイッチおよびパルスのNd:YAGレーザーを1台に搭載した構成です。
ルビーフラクショナル、ルビースポット、レーザートーニング、そしてジェネシス。これらを同じ1台で行えます。

シミの治療を終えられた方が、そのまま肌質の維持へ移っていける。導入を決めた理由の半分は、この連続性にありました。
予算にも設置台数にも限りがある以上、1台がいくつの役割を持てるかは無視できない条件です。

約60名、延べ150回という現在地

2026年4月末に、この機器が当院に届きました。
しばらく練習の期間を取り、5月から限られた方にご案内を始め、7月末より通常の受付を開始しています。
現在までに約60名の方に、延べ150回の照射を行いました。有害事象の報告はありません。5回を終えられた方は20名近くになります。

ただ、この150回はすべてレーザートーニングとの併用によるものです。
ジェネシス単独の症例は、このページを公開する時点でほとんどありません。約60名という数も、安全性を語るには足りない母数です。

当院がここに書けるのは「この範囲では起きなかった」という事実までで、それ以上のことはまだ申し上げられません。判断材料が十分でないことも含めて、お伝えしておきます。

1回や2回では、大きな変化は出ません

ここは先にお伝えしておきます。ジェネシスを1回受けて、鏡の前で誰が見ても分かる変化が出ることは、ほとんどありません。2回でも同様です。

熱の刺激で新しく作られるコラーゲンは、はじめ3型という未熟な形をとります。

それが肌の強度を支える1型へ置き換わるまでには、月単位の時間がかかります

当院が3〜4週間の間隔で5回を目安にしているのは、この置き換わりの速度に合わせているからです。
1回ごとの手応えを求める施術ではなく、何回か重ねたあたりから振り返ってようやく違いが分かる、という性質のものです。

いちばん早く出るのは、キメの変化です

これまでの照射の範囲で、経過観察のときに拾いやすい変化はキメです。
肌表面の細かい凹凸が整い、光の当たり方が均一になっていきます。

5回を終えられた方は20名近くになりますが、3回を終えた時点の診察で、すでにキメが整い、肌に触れたときのなめらかさが変わっている所見を確認しています。

押し返す弾力とツヤも、初回時と比べて変化が見られました。
目のまわりの小ジワが浅くなっている方、毛穴がわずかに目立ちにくくなっている方もいらっしゃいます。

当院の目安は5回ですので、3回はまだ途中です。それでもこの段階で所見が出てくる方がいらっしゃいます。

ただ、毛穴の変化は「わずか」という程度で、大きく動くものではありません。
同じ回数を重ねても、はっきりした差が出ない方もいらっしゃいます。

一方、シミが薄くなった、肌が白くなった、という変化はジェネシスでは起きません。色に働きかける施術ではないためです。

トーンの変化をご希望であれば、レーザートーニングとの併用が前提になります。当院の150回がすべて併用だったのも、そこが理由です。

産毛が目立たなくなることがあります

ご報告として多いのが産毛の変化です。
1064nmは毛のメラニンにも反応するため、繰り返し照射していくうちに顔の産毛が細くなり、肌に触れたときのざらつきが減っていきます。
化粧のりが変わった、と言われる方もいます。

ただ、これを望まない方もいらっしゃいます。産毛を残しておきたい場合や、ヒゲの領域に照射する場合は、事前にお知らせください。照射範囲を調整します。

Dr. 分山博文

導入して数ヶ月、正直な感想としましては、私自身がまだこの施術の全体像をつかみきれていません。
5回を終えた方が出てきたのはごく最近で、半年後にどうなっているかは、これから確かめる段階です。
分かっていることだけを書くと、こういう分量になります。書けることが増えたら、このページも書き足していきます。

はっきりした毛細血管拡張には、力が足りません

頬や小鼻のまわりに、糸のように見える赤い血管が浮いている。この状態に対しては、ジェネシスの効果は乏しいというのが当院の判断です。

ジェネシスの熱は真皮全体をゆるやかに温めるもので、一本の血管を狙って閉じるだけの集中したエネルギーは持っていません。
びまん性の赤み、つまり広い範囲がぼんやりと赤いタイプであれば変化が出ることもありますが、輪郭のはっきりした血管が主訴の場合、当院ではIPLを先にご提案しています。

ジェネシスから始めて、数回受けたあとで血管が残っている、という順番は患者様の時間と費用の無駄になります。

凹んだ毛穴には届きません

毛穴のお悩みには、開いて見えるタイプと、クレーターのように凹んでいるタイプがあります。

ジェネシスで変化が出るのは前者、それも「コラーゲンが増えた結果として、まわりの皮膚が持ち上がり、相対的に目立たなくなる」という間接的な形です。

凹みそのものを埋める力はありません。
真皮に物理的な傷をつくって治癒を起こす施術ではないためです。
凹みが主訴であれば、癒着した組織そのものに触れにいくトライフィルプロや、真皮に熱を届けるニードルRFのほうが確実です。

実際、凹みの強い方にはトライフィルプロを、毛穴そのものが主訴という方にはキュアジェットをご提案したことがあります。
ジェネシスをご希望で来院された方に、別の施術をお伝えする場面です。

実際、ロングパルスNd:YAGレーザーと非剥削フラクショナルレーザーを顔の左右で比べた試験では、VISIAで数えた2ヶ月後の毛穴数の減少率が、Nd:YAG側で28.9%、フラクショナル側で43%と報告されています。
毛穴に効かないわけではないが、毛穴だけを見るなら他に適した選択肢がある。当院の実感とも一致する数字です。

短期間で結果を求める方には向きません

「期待していたほどではなかった」というご相談を受けたケースを振り返ると、共通しているのは施術そのものではなく、時間軸のズレです。
数回で見違えるほど変わることを想定して来られた方は、3回終えた時点で物足りなさを感じられます。

ジェネシスは、少しずつ良くしていく施術です。それ以上のことは起きません。

Dr. 分山博文

以前、別の施設でピコレーザーのジェネシスモードという施術を受けたことがあります。

同じ名前が付いていましたが、当院で行っているものとは体感がまったく違いました。
ピコ秒やナノ秒のパルスと、0.3ミリ秒のパルスでは、肌の中で起きていることが別だからです。
ジェネシスを検討されるときは、名前ではなく、どの機器のどのモードで何ショット当てるのかを確認してみてください。

当院には、赤み・毛穴・シミそれぞれに対して複数の選択肢があります。
ジェネシスはそのうちの一つで、多くの場合、最初に選ばれる立場にはありません。
どんなお悩みのときに、当院が何を先にご提案しているのか。
判断の順番をそのまま書きます。

赤みが主訴なら、肌育注射やIPLを先にご提案します

赤みと一口に言っても、原因は分かれます。
炎症が続いていることによる赤みと、血管そのものが浮いて見えている赤みです。
当院はここを診察で分けたうえで提案を変えています。

ニキビが治まったあとに残る赤み、肌が薄く敏感になっていて赤みが引かないタイプには、PN(ポリヌクレオチド)製剤を用いた肌育注射をご提案することが多くなります。
PNには抗炎症作用と抗酸化作用が報告されており、炎症そのものを鎮める方向に働きます。
熱で刺激を加えるジェネシスとは、逆向きのアプローチです。炎症が続いている肌に熱を足しても、赤みが引くとは限りません。

一方、頬や小鼻に糸のような血管が浮いているタイプであれば、IPLです。
血液中のヘモグロビンに反応する波長を含むため、血管に対して直接的です。
ジェネシスにも血管への作用はありますが、真皮全体を温める過程で副次的に生じるものです。赤みを取りたいという目的が明確なら、遠回りをする理由がありません。

毛穴・凹みが主訴なら、ニードルRF・トライフィルプロ・キュアジェットを先にご提案します

凹みは、皮膚の下で瘢痕組織が引きつれ、上から押さえ込まれている状態です。
この引きつれに対しては、当院ではトライフィルプロをご提案します。
炭酸ガスで癒着した組織を剥離しながら、できた空間に薬剤を注入する機器です。
凹みの原因そのものに触れにいく施術になります。

広い範囲の毛穴や肌質に対しては、キュアジェットです。
針を使わず、高圧のジェットでPLLA(ポリ乳酸)を真皮へ届けます。

真皮に熱を入れて引き締めたい場合はニードルRFです。

シミが主訴の場合、ジェネシスは選択肢に入りません

シミ・そばかす・くすみが主訴の場合、当院の選択肢はレーザートーニング、ルビーフラクショナルIPLシミ取り放題(ピコスポット+炭酸ガスレーザー)です。

どれを選ぶかは、シミの種類と、どれだけダウンタイムを取れるかで決まります。
色に働きかける施術ではないので、ジェネシスはこの列には並びません。ジェネシスを受けてもシミは薄くなりません。

では、ジェネシスは何のためにあるのか

ここまで読むと、ジェネシスの居場所がないように見えるかもしれません。
実際、単独の主役として選ぶ施術ではないと当院は考えています。

それでも役割はあります。薬剤を使わずにコラーゲンに働きかける機器は、当院にはジェネシスのほかにもあります。
ソフウェーブ医療HIFU、インディバ。

ただしこれらが熱を集めているのは真皮の深部や、その下でお顔を支えている組織で、目的はたるみを引き上げることです。
ジェネシスが温めるのは、もっと浅い層になります。
皮膚表面に近い真皮の上層を、点や線ではなく面として、繰り返し温める。狙いは引き上げではなく、肌そのもののきめ細かさです。

痛みの差もあります。ソフウェーブや医療HIFUは、深部に熱を集める構造上、照射中の痛みを伴います。
ジェネシスは温かさとチクチクする感覚だけで、麻酔を使いません。

ニードルRFトライフィルプロは点で組織に働きかけ、キュアジェットは薬剤を注入し、IPLは色と血管に反応します。ジェネシスは、薬剤も針も使わず、真皮の浅い層を面として温めます。

シミを取ったあと、肌そのものの状態を保っていきたい。特定の悩みというより、肌全体が薄く、キメが粗くなってきた感じを何とかしたい。そうした場合に、ジェネシスは選択肢に入ります。

レーザートーニングとの併用(ジェネトン)について

当院がジェネシスをご案内するとき、実際にはレーザートーニングとの併用をお勧めしていることがほとんどです。
これまでの150回も、すべてこの組み合わせでした。

理由は単純で、両者の担当領域が重ならないからです。
ジェネシスは真皮のコラーゲン、レーザートーニングはメラニン色素。同じ1064nmの機器で、パルス幅を変えるだけで両方に対応できるため、1回の来院で続けて照射できます。

併用の詳細、単独との違い、料金については、専用のページにまとめています。

Dr. 分山博文

機器を導入すると、その機器を使いたくなります。
私も例外ではありません。

ただ、ジェネシスに関しては、勧める場面が限られる機器だと使ってみて分かってきました。
赤みならIPL、凹みならニードルRF。それを言わずにジェネシスを勧めることもできますが、数回受けたあとで「思っていたのと違う」となるほうが、お互いに困ります。

当院がジェネシス・レーザートーニングに使用しているレーザー機器は、国内で薬機法上の承認を受けていない医療機器です。

当院医師が個人輸入により入手しており、輸入手続きに国内の代理店が関与していますが、薬機法上の輸入者は医師個人です。

個人輸入された医療機器は、日本国内における医療機器不具合被害救済制度の対象外となります。

694nmのQスイッチルビーレーザー、および1064nm・532nmのQスイッチNd:YAGレーザーとして国内で承認を受けた機器は存在します。

ただし、これらと同一の光源を持ちながら、ロングパルスモードを併せて搭載した構成の国内承認機器は確認できていません。
本機器はイタリアの製造事業者による製品で、欧州および米国で販売されている機器です。

厚生労働省 医薬品等の個人輸入に関する注意喚起ページ

ここまで読んで、ジェネシスが自分に合いそうかどうか、おおよそ見当がついたのではないかと思います。
当院がこの施術をご提案しているのは、次のような方です。

  • シミの治療をひととおり終えて、その状態を保ちたい方
    レーザートーニングを続けている方が、
    肌質のほうにも手を入れたくなったとき。
    特定の悩みというより、肌全体が薄く、
    キメが粗くなってきた感じが気になる方。
  • ダウンタイムを取れない方
    翌日に人と会う予定があっても受けられます。
    注射が苦手で、内出血や腫れを避けたい方にも向いています。

Dr. 分山博文

通院の間隔は3〜4週間ごとです。
最初の5回は続けて受けていただく形になりますので、5ヶ月ほどのスケジュールを確保できるかどうかも、判断の材料になります。

痛みで中断された方は、まだいません

ジェネシスの照射中に感じるのは、チクチクとした感覚と、じんわり広がる温かさです。麻酔は使いません。冷却もかけていませんので、熱は逃がさずそのまま肌に入っていきます。

これまで延べ150回の照射のなかで、痛みを理由に中断された方はいません。
「痛い」というご申告自体がまだ出ていない状態です。

ただ、これは同じ機器で行うルビーフラクショナルと比べての話でもあります。
あちらは表面麻酔が要る施術ですので、その基準で考えると、ジェネシスは我慢を求める施術ではありません。
熱の感じ方には差があります。全顔で8,000ショット前後を照射していきますので、後半になるほど熱がたまり、額や小鼻のまわりなど皮膚の薄い部位で熱さを感じやすくなります。つらいと感じられた時点でお知らせいただければ、その場で照射の速度を調整します。

ダウンタイムはありません

照射直後、顔全体がうっすら赤みを帯びます。
これは真皮に熱が入った反応で、多くの方は15分から30分ほどで引いていきます。かさぶたはできません。腫れも出ません。
その日のうちにメイクをして帰れます。洗顔も入浴も通常どおりで構いません。
翌日に人と会う予定があっても、受けていただける施術です。

ただ、当日の激しい運動と長時間の入浴は避けてください。血流が上がると赤みが戻ることがあります。

ジェネシスは、皮膚の表面を傷つけない施術です。
それでも起こりうることはあります。頻度の高いものから順に書きます。

ほとんどの方に起こること

照射直後の一時的な僅かな赤みは、半数程度の方に生じます。
真皮に熱が入った反応であり、異常ではありません。
多くの場合15分から30分で引きますが、皮膚が薄い方や、もともと赤みの出やすい方では、数時間残ることもあります。

まれに起こること

熱による水疱や熱傷は、理論上は起こりえます。
エネルギーを一箇所に重ねすぎた場合です。当院では約60名・延べ150回の照射で発生していませんが、可能性がなくなるわけではありません。
当院がハンドピースを止めずに動かし続けているのは、この一点を避けるためです。

熱傷が生じた場合、そのあとに炎症後色素沈着が残ることがあります。
もともと日焼けをしている状態での照射は、この危険を高めます。
日焼け直後の方は、時期をずらしていただくことがあります。

ヘルペスの既往がある方では、熱の刺激が引き金になって再発することがあります。過去に唇まわりのヘルペスを繰り返された経験があれば、診察のときにお伝えください。

産毛が減ることについて

効果のところにも書きましたが、1064nmは毛のメラニンにも反応します。
繰り返し照射するうちに、顔の産毛が細く、目立たなくなっていきます。

喜ばれることのほうが多い変化ですが、望まない方にとっては副作用です。
産毛を残しておきたい場合や、ヒゲの領域が照射範囲に含まれる場合は、事前にお知らせください。

トラブルゼロという数字について

ここまで「当院では起きていません」と繰り返してきました。
ただ、この書き方には注意が要ります。
約60名・延べ150回という数は、安全性を語るには足りません。

発生率が数百件に1件という事象であれば、この範囲で出ないのは当然のことです。

当院が確認できたのは「この範囲では起きなかった」という事実までで、「起きにくい施術である」と結論づけられる段階にはありません。
件数が増えれば、いずれ何かは起こります。そのときは、このページに書き足します。

Dr. 分山博文

有害事象ゼロと書いてあるページを見ると、私はまず母数を探します。
分母が書いていない数字は、あまり意味がありません。

当院の150回も同じで、少ないほうの数です。この施術に限らず、導入して間もない機器について当院が申し上げられることには限りがあります。
それを承知のうえで選んでいただきたいと思っています。

注意が必要な方

妊娠中の方、光線過敏症のある方、光感受性を高める薬を服用中の方は、照射をお断りしています。てんかんの既往がある方も、診察のうえで判断します。

日焼けの直後は、時期をずらしていただきます。
焼けた肌はメラニンが増えている状態で、熱の入り方が変わるためです。

次の照射までは、3~4週間あけます

当院がご案内しているのは、3〜4週間あけてから次の照射、という間隔です。
最初のうちは5回ほど重ねていただき、そのあとは数ヶ月おきに様子を見ながら、という形になります。

なぜこれだけあけるかというと、そのあいだ肌が仕事をしているからです。
熱の刺激を受けた線維芽細胞は、まず3型という未熟なコラーゲンを作り、それを時間をかけて1型に置き換えていきます。

この作業の途中でもう一度熱を入れても、速度が上がるわけではありません。
照射のあいだの3〜4週間は、待ち時間ではなく、肌が変わっている期間です。

予定が合わずに5週、6週とあいてしまっても、やり直しにはなりません。
積み上げたものが消えるわけではないので、間隔が延びること自体はさほど気にしていただかなくて構いません。

5回を先に終える形が唯一の受け方というわけでもありません。数ヶ月に1回のペースで、他の施術の合間に挟んでいく形でも構いません。たるみ治療を続けていらっしゃる方が、その合間にジェネシスを入れていく。そういう組み立て方もあります。当院は都度払いですので、途中でペースを変えていただいても問題ありません。

やりすぎによる問題は、この施術ではほとんど起こりません

当院は、機器によっては「やりすぎ」を明確なリスクとしてお伝えしています。
レーザートーニングであれば、繰り返しすぎることで白斑が生じる可能性があります。回数を重ねるほど良くなる施術ばかりではありません。

ジェネシスに関しては、この心配がほとんどありません
皮膚を削らず、色素を壊さず、脂肪の層まで熱が届くわけでもないからです。

ただし、何回でも受ければ受けるほど良い、という意味ではありません

ある程度重ねたあとは、変化の幅が小さくなっていきます。当院が5回のあとに間隔をあけていくことをお勧めしているのは、費用に見合う変化が続く範囲を考えてのことです。

5回で区切りをつける方もいます

5回受けたところで、いったん終える方もいらっしゃいます。
当院は都度払いですので、回数券の残りを気にして通い続ける必要はありません。

ただ、ジェネシスで得られた変化は、続けなければ少しずつ元の状態に戻っていきます。
肌は毎日作り変わっていますので、当然のことです。

維持を目的とされるなら、数ヶ月に1回のペースで続けていただくことになります。

ジェネシスは単独で完結する施術ではないため、同日または近い時期に組み合わせることの多いものを挙げておきます。
レーザートーニングとの併用が最も多く、それ以外では次の2つです。

照射で温まった直後の肌に、電気の力で有効成分を届ける施術です。ジェネシスと同日に行えます

当院がいま使っているのは、PN(ポリヌクレオチド)を含むアンプルです。
熱を入れたあとの肌は、表面を傷つけていなくても水分の保持力が一時的に落ちます。そこにPNを届けておくと、組織の修復が進みやすくなります。

ジェネシスの効果を高めるというより、照射後の数日を楽にするための組み合わせです。

水光注射(ハイコックス)は肌の浅い層に薬剤を注入していく施術です。
ジェネシスが熱で線維芽細胞を刺激するのに対し、水光注射は材料そのものを届けます
方向が違うため、重ねる意味があります。

同日に受けられます。
ただ、熱を入れた直後の肌に注射をすると、内出血がわずかに出やすくなります。

当院では通常32Gの針を使っていますが、ジェネシスと同日に行う場合はこれを34Gに変えています。

数字が大きいほど針は細くなります。それでも内出血が出ないという意味ではありませんので、翌日以降に予定がある場合は、日を分けることをご提案しています。

施術名部位通常価格(税込)会員価格(税込)
ジェネトン
(ジェネシス+レーザートーニング
全顔30,000円24,900円
→おすすめ施術対象
オプション成長因子マスクパック1枚(自宅用)無料無料
ジェネシス全顔
(8000ショット)
20,000円14,900円
オプション成長因子マスクパック1枚(自宅用)無料無料
レーザートーニング全顔(3000ショット)20,000円14,900円
オプション成長因子マスクパック1枚(自宅用)無料無料

トータルスキンクリニック福岡天神院では只今おすすめ施術をご用意しております。
詳しくはおすすめ施術一覧ページをご覧ください。

※状況により、洗顔と診察が前後するケースもございます。

お気に入りの洗顔フォームなどをご持参いただいても大丈夫ですよ。

そのあと、VISIAによる肌診断を行います。撮影自体は数分です。

目で見ただけでは分からない皮下のメラニンや赤みの分布を確認し、ジェネシスの適応と、レーザートーニングを併用するかどうかを判断します。

当院ではジェネシス単独をご希望の場合でも、この撮影を省略しません。

不安や疑問点がございましたら、医師や看護師にお気軽にご相談ください。

診察で照射範囲と設定を決めたあと、照射に移ります。

全顔で8,000ショット前後、時間にして15分から20分程度です。

麻酔を使わないため、待ち時間はありません。

照射後、赤みが引くまで少しお休みいただき、その日のうちにメイクをして帰れます。

ご来院から会計まで、初回はおよそ45分から60分をみておいてください。

施術が終わりましたら、お会計をしていただいてご帰宅になります。
パウダールームはご自由にお使いください。
※直後からメイクは可能です。

2回目以降は30分程度で終わります。

※質問をクリック(タップ)いただくと回答がご覧いただけます。

1回でも効果はありますか

大きな変化は出ません。何回か重ねたところで振り返って、ようやく違いが分かるという性質の施術です。
当院の目安は5回です。

シミは薄くなりますか

なりません。ジェネシスは色に働きかける施術ではないためです。
シミが主なお悩みであれば、レーザートーニングルビーフラクショナルなど別の選択肢をご提案します。

痛みはありますか

チクチクとした感覚と温かさを感じます。
麻酔は使いません。

当院では延べ150回の照射のなかで、痛みを理由に中断された方はいらっしゃいません。

ただ、8,000ショット前後を照射していきますので、後半は額や小鼻のまわりで熱がたまりやすくなります。
つらいと感じられた時点でお知らせいただければ、その場で調整します。

施術後すぐにメイクはできますか

直後から可能です。かさぶたも腫れもできません。

ジェネシスだけを受けることはできますか

できます。ただ、当院では多くの場合レーザートーニングとの併用をご提案しています。

これまでの150回も、すべて併用によるものでした。
ジェネシスは肌質、レーザートーニングは色と、担当する領域が違うためです。
単独をご希望であれば、そのまま単独で進めます。

何回くらい受ければよいですか

3〜4週間ほどあけて5回、というのが最初の目安です。

そのあとは数ヶ月おきに間隔をあけていく形をご提案しています。

当院は都度払いですので、5回のあとに続けるかどうかは、その時点でお決めいただいて構いません。

ただ、続けなければ変化は少しずつ元に戻っていきます。
肌は毎日作り変わっていますので、維持を目的とされるなら継続が前提になります。

産毛が減ると聞きましたが、本当ですか

減ることがあります。
1064nmという波長は毛のメラニンにも反応するため、繰り返すうちに産毛が細くなり、肌のざらつきが減っていきます。
喜ばれることが多い変化ですが、残しておきたい場合は事前にお知らせください。
照射範囲を調整します。

他院で顔脱毛を受けています。どれくらい間隔をあければよいですか

前後それぞれ2週間あけていただければ問題ありません。
どちらも肌に熱を入れる施術ですので、続けて受けると赤みが長引くことがあります。

フォトジェネシスと同じものですか

別のものです。フォトジェネシスは、IPL(光)の機器でコラーゲンの産生を狙う施術です。
当院のIPLにも同様のモードが搭載されていますが、得られるものは同じではありません。
IPLで行うジェネシス風の施術、というイメージが近いかと思います。

違いは光の性質にあります。
IPLは幅広い波長を含む光で、そのぶんエネルギーが表皮のメラニンやヘモグロビンにも分散します。

ジェネシスは1064nmという単一の波長で、水にゆるやかに吸収されながら真皮へ届き、0.3ミリ秒のパルスを重ねることで真皮の温度を上げていきます。

真皮を面として温めるという一点に絞ると、レーザーのほうが効率的です。

当院にもIPLはあり、赤みやシミのご相談では先にご提案することもあります。

ただ、コラーゲンを目的とする場合は、ジェネシスをご案内しています。

レーザートーニングとどちらを先に受けるべきですか

同じ日に続けて受けていただけます。

当院のこれまでの150回は、すべてこの形でした。

順番としてはジェネシスで真皮を温めてからレーザートーニングに移ります。

どちらか一方だけを先に始めたい場合は、お悩みが色なのか質感なのかで決めていただくのが分かりやすいかと思います。

本施術ページの監修医師

本施術ページは、医師が医学的観点から監修しています。

医療法人茜会 理事長/美容皮膚科 トータルスキンクリニック松山院 院長/トータルスキンクリニック福岡天神院 医師

目次