美容医療にも安心感と誠実さを

トータルスキンクリニックのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます。院長の分山博文です。

このたび、福岡天神大名地区に美肌・若返り・アンチエイジング専門の美容クリニックを開院させていただきました。

美容医療は一般医療と異なり、どちらかというとビジネス的な側面が強く、本来であれば不要な施術を強要しないといけない場面なども多々あります。

事実、「〇〇法9,800円」などの文言に釣られて美容クリニックに相談にいったものの、出てきた見積書に数十倍の金額が記載されているのは、この業界では当たり前の光景です。
その金額に納得できて支払える余裕のある方は問題ないかもしれませんが、多くの方は広告に記載されてある通りの予算しか用意していません。

「きれいになるためには仕方がないのかな」という気持ちと「騙されているのかな」という気持ちが混在する中、高額なローン契約をせかされ、結果として美容医療への不信感が生まれてしまいます。

もちろん、そういったおとり広告を出してでも集客しないといけないのには理由があります。

美容クリニックを運営するには一般医療の数倍の「人件費・賃料・広告費・内装費」などが必要なため、本来であれば治療費は高額になるはずです。
しかしクリニック間での競争も激しくなり、患者様に来ていただくには表向きは価格を下げる必要があります。でも広告に記載されているような価格で治療を提供するとクリニックは赤字になるため、あの手この手で高い治療に誘導せざる得ないのです。

私はそういった美容医療の在り方に非常に抵抗があったため、売り上げを優先しなくて済む、真の意味で患者様の希望を優先できるクリニックを運営してきます。

誠実な対応・高度な技術・継続しやすい価格を提供し、来院してくださった患者様を失望させず、自ずと友人や親せきに紹介したくなるようなクリニックを作り上げたいと思っています。

院長経歴

トータルスキンクリニック院長 : 分山博文

2007年に大学を卒業後、市中病院にて内科・外科を含めた総合診療医としての技術を研鑽していました。専門医を取得し、次なる目標を探していた時、鶴舞公園クリニックの院長であられる深谷先生と出会いました。

当時の私は、「美容医療は金儲けの医療だ」と、美容医療に対して若干の偏見を持っておりました。しかし、深谷先生の美肌・若返り治療に対して真摯に向き合う姿に感銘を受け、暇を見つけては鶴舞公園クリニックに出入りするようになりました。先生の下で美容外科・美容皮膚科技術だけでなく医師としての在り方なども学んでいく中で、美容外科への転科を決意したのが2016年の事でした。

深谷先生と一緒に働きたかったのですが、同院では経験できる症例も限定されることから、よりたくさんの経験ができる大手美容クリニックに就職させていただきました。そこでは医療技術だけでなく組織マネジメントを含め非常に多くのことを学ばせていただきましたが、「倫理」と「利益」のはざまで苦しむことも多く、2020年に退職を決意しました。

再就職先の紹介を深谷先生にお願いしたところ、理想の美容医療実現のための「開業」という選択肢を提示していただき、資金・物資面での応援もしていただけることになりました。その後、個人クリニックでの勤務・研修と開業準備を並行して行い、2021年3月開業することとなりました。

当院の治療内容や価格に関しては、鶴舞公園クリニックの影響を強く受けた構成となっています。

技術習得ならびに様々な面で協力していただいた個人クリニック様は下記の通りです。(順不同)

  • 鶴舞公園クリニック(愛知県)
  • ながしまクリニック(熊本県)
  • えんぜる皮膚科クリニック(愛知県)
  • スキンシアクリニック(東京都)
  • みかさ美容クリニック(福岡県)
  • 木場小児科(東京都)

医師紹介

医師: 鯉江めぐみ

はじめまして。
2025年4月より、トータルスキンクリニックにて診療を担当させていただいております、鯉江(こいえ)と申します。

これまで私は、救急医療を中心とした保険診療の現場で、さまざまな疾患や怪我と向き合い、命を守る医療に携わってまいりました。
緊迫した現場で患者様を救う経験は、医師としての原点であり、今も大切な誇りです。

その一方で、日々の診療を重ねるなかで、「もっと一人ひとりの想いや日常に寄り添う医療もしたい」と感じるようになりました。

実は、私自身も若い頃から肌が敏感で、スキンケアや治療選びに悩んできたことがあります。「悪化したらどうしよう」「合わなかったらどうしよう」――そうした不安は、今も記憶に残っています。だからこそ、施術後に「不安だったけど、相談してよかった」とお声をいただけた時には、医師としてだけでなく、一人の人間として深く心を動かされました。

また、美容医療の力を強く実感したのは、ある患者様から「昔から写真に写るのが苦手だったけれど、最近また撮りたくなってきました」と言っていただいたときのことです。
ほんの少しの変化が、日々の気持ちや自信にまで影響を与える――“自分を好きになるきっかけ”を医療で届けられるのだと、胸が熱くなったのを今でも覚えています。

今年、人生の節目を迎えるにあたり、「本当にやりたい医療に向き合いたい」と決意し、美容医療の道へ進むことを選びました。
ご縁があって、トータルスキンクリニックの院長に想いをお伝えしたところ、技術や人柄を評価していただき、このたび新たなスタートを切らせていただくこととなりました。

美容医療の経験においては、もちろん院長には及びませんが、熱意・感性・美的センス、そして手先の器用さには自信があります。

「いつまでも自分らしく、心地よく、年齢を重ねていけるように」
そんな想いに寄り添える医師でありたいと願っています。

トータルスキンクリニックの患者様にも信頼していただけるよう、一歩一歩、誠実に診療に取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

所属学会

  • 日本美容外科学会
  • 美容皮膚科学会
  • アンチエイジング医学会