美容皮膚科って、どういうところ?(院長|対談インタビュー)

「美容皮膚科ってどんなところですか?」
患者さまからのこの質問に、私たちはどう答えるべきだろう。
今回はスタッフの山田が、院長にあらためて聞いてみました。
美容皮膚科は、何をするところ?

本日も診療お疲れさまでした。お疲れのところ申し訳ございませんが、ここからはいつものインタビューをお願いします。
院長、いまさらなんですが……美容皮膚科って、どういうところなんでしょうか。
すごく大事なところですね。
美容皮膚科というと、シミを取る、たるみを引き上げる——
施術の名前だけが先に出やすいと思います。
でも本質は、見た目の変化を通して、その人の毎日を少し心地よくしていく医療だと、僕は考えています。

「毎日を少し心地よく」ですか。
はい。美容医療って、劇的な変化だけが正解ではないんです。
- 鏡を見たときに「今日の自分、悪くないな」と思える。
- 人と会うときに、顔を隠したくなくなる。
- 写真を避けなくなる。
そういう小さな変化が自信につながって、気持ちが前向きになる。
僕たちは、そこを支える仕事だと思っています。
劇的な変化だけが、正解じゃない。
「今日の自分、悪くないな」——
そう思える毎日をつくること。
なぜ、美容皮膚科を選んだのか

院長はもともと美容外科もされていましたよね。
どうして美容皮膚科メインに切り替えたんですか?
開業初期は外科もしていました。
ただ、美容皮膚科の方が、より多くの患者さまと出会えるんです。
美容外科は、数回の通院で一区切りになることが多い。
一方、美容皮膚科は定期的に通っていただきながら、肌の変化や生活の変化にあわせて、長く関われる。
僕自身、正直コミュニケーションがすごく得意なタイプではなくて。
でも、患者さまとの関わりは好きなんです。
派手な変化は出しにくい反面、その方の「美容人生」に寄り添って、長くお付き合いできる。
そこが自分に合っていると感じました。
もうひとつ言うなら、外科的な技術は年齢とともに衰えやすいという現実もあります。
繊細な手技ほど、長く続けるにはコンディションが重要になる。
だから僕は、長いスパンで責任を持てる形として、美容皮膚科を軸にしようと決めました。
一般皮膚科との違い

美容皮膚科と、普通の皮膚科との違いって何なのでしょうか?
基本的な疑問ですみません。
一般皮膚科は、湿疹、アトピー、蕁麻疹、感染症など——
「病気を診て治す」医療です。
一方、美容皮膚科は、病気ではないけれど本人にとっては大きな悩みになっている変化を扱います。
シミ、くすみ、肝斑、毛穴、小ジワ、たるみ、肌のハリ低下、赤み、ニキビ跡——。
どちらが上という話ではなく、役割が違うんです。
※誤解を生まないように言っておきますと、ここで言う病気とは、保険診療の対象になっている疾患の事です。
どんなお悩みの方が多い?
多いのは、年齢とともに増えてくる「複合的な悩み」です。
「シミだけ取りたい」というより——
肌全体の元気がなくなった。疲れて見える。
毛穴が目立つようになった。たるみで輪郭が変わった気がする。
いくつかが同時に起きている方がほとんどです。
だから当院では、肌の状態を整理して、優先順位を一緒に決めていくことを大切にしています。
何歳からでも遅くない美容医療

来院される方の年齢層は
どのくらいの方が多いですか?
中心は30代後半から50代の方です。
ただ最近は20代の方も増えていますね。ニキビ跡や毛穴、赤みのご相談が多い。
年齢で区切るというより、その方が感じている不安や違和感が、「いつ始まったか」「いま何が一番つらいか」を大切にしています。
効果が分かりにくい、と感じたら

美容皮膚科って、効果がわかりにくいと感じる方もいますよね。
そこは正直にお伝えすべきところです。
美容皮膚科は、一度で別人になるということは基本的にありません。
- シミは薄くなるまでに回数が必要なこともある。
- たるみはひとつの施術で完結しない場合が多い。
- 肌質改善は、少しずつ積み上がっていくもの。
だからこそ、現実的なゴール設定が大切です。
性質をきちんと共有したうえで、無理のないプランを組む。
それが結果的に、長い満足につながると思っています。
心に残っている、ある患者さまのこと・・・・

美容皮膚科をされている中で、思い出深い患者様っておられますか?
私がクリニックで様々な患者様と関わってきて心に残っている、ある患者さまのことがあります。
ある40代の患者さま。
いつもマスクを外すのが苦手で、診察でも最初は目を合わせにくい雰囲気がありました。
理由を聞くと、頬の毛穴と赤みがずっと気になっていて、
人と話すときに無意識に口元を隠してしまう——と。
治療は一気にではなく、刺激の少ないところから。
まずは肌の土台を整えることを優先しました。
数回目のご来院のとき。
その方が受付でマスクを少し下げて、こう言ってくれたんです。
「今日は、このままで大丈夫です」
ほんの数秒の出来事でした。
でも、僕にとっては本当に大きかった。
美容皮膚科の価値って、こういうところにあると思っています。
肌が変わったこと自体も、もちろん大切です。
でも、その人の「行動」が変わる。「気持ち」が変わる。
そこが一番の変化だと思います。
誰かと比べて美しくなることではなく、過去の自分と比べて、少し心地よくなること。
自分に自信を取り戻すこと。
前向きになること。
押し付けない誠実美容医療
美容医療には、情報が多すぎます。派手な言葉も多い。
だからこそ、まずは自分の悩みを丁寧に扱ってくれる場所を選んでほしい。
トータルスキンクリニックは、無理に押し付ける提案は一切しません。
必要なものを、必要な分だけ。
遠回りに見えても、誠実に少しずつ積み上げていく。
その方が、結果として自然で、長く満足できると信じています。
福岡・天神で美容皮膚科と言えばトータルスキンクリニック——
そうふと思い出してもらえるように。
派手さではなく、安心感と、ちゃんとした結果で応えていきます。
ここでの治療がきっかけで、自分に自信を取り戻し、前向きに、毎日をちょっと心地よく過ごしてほしい。
僕たちはそのために、この場所で医療を続けています。

福岡・天神・大名・美容皮膚科|トータルスキンクリニック院長
Dr. 分山博文
最後に ~ 院長ブログについて ~
上手な言い回しは苦手ですが、誠実な美容医療を届けたい気持ちは本物です。
だからこそ、言葉だけは自分で紡ぎたいと思っています。
ちょっと不格好でも、この文章が誰かにそっと届けば嬉しいです。





