全ての肌トラブルに
お肌の総合力を引き上げ究極の美肌を
当院では、お肌のトータルケアを行うレーザー治療としてレーザーカーボンピーリングを採用しています。この治療は利益が出にくいため、採用しているクリニック自体が少ないのですが、難治性と言われている肝斑をはじめ多くのお肌の悩みに効果がある治療です。

レーザーカーボンピーリングとは|万能の美肌レーザー

特殊なカーボンローションを皮膚に塗布し、そこにレーザーを照射する治療です。
レーザーがカーボンの色素に反応して熱エネルギーに変換され、その時の刺激が毛穴の奥の細胞を刺激し、自己修復を促します。
その結果、毛穴の老廃物が除去され、肌内部のコラーゲン生成が促進され、毛穴の引き締めに繋がります。
肝斑や薄いシミ、くすみ、毛穴などに効果がある他、シミ取りレーザーを行った後のメンテナンス治療としても効果的です。
この治療の歴史は古く、1999年のjournal of cutaneous laser therapyという専門誌に論文が掲載されています(1:p23-27,Skin resurfacing utilizing a low-fluence Nd:YAG laser)。
レーザーカーボンピーリングはこのような方におすすめ
- かんぱん・肝斑
- お肌のキメ
- 肌のくすみ
- 小じわ
- 毛穴
- 戻りじみ・炎症後色素沈着
- 赤いニキビ跡
当院の治療の特徴
鶴舞公園クリニックのノウハウで施術
当院は、レーザーカーボンピーリングの症例数日本一を誇る鶴舞公園クリニックのノウハウで施術させていただいております。カーボンローションも出来合いのものは使用せず、鶴舞公園クリニック同様、2μmの粒子径のカーボンを使用した自家製のものを使っています。
レーザーカーボンピーリングは患者様のお悩みによって必要とされる出力が変わってきます。当院では照射のたびに出力の調整を行い、その反応を次回の出力に反映することで、一回一回で最大限の効果を出せるようにしております。
幹細胞上清液の導入付き
レーザーカーボンピーリングを行ったあとにビタミンC等のイオン導入を併用すると効果が高まることは知られています(Journal of Investigative Dermatology (2003) 121, 1118-1125, Lasers and Microdermabrasion Enhance and Control Topical Delivery of Vitamin C)。
しかし多くのクリニックではオプションという位置づけなので、効果があるのは分かっていても別料金を払わないと受けることが出来ない現状です。
効果が高まることが分かっているのに併用しないのはもったいないので、当院ではビタミンCより効果の期待できる幹細胞培養上清液の導入を無料でお付けします。
施術の流れ
- 診察・カウンセリング
- お肌やの状態について医師が診察を行い、得られる効果を説明します。

- 施術前の準備・洗顔メイクと落とし
- クレンジングと洗顔を行っていただきます。
クレンジングや洗顔料は当クリニックでご用意しています。

- 施術
- カーボンローションを塗布していきます。
それからお顔全体にレーザーを照射していきます。
パチパチと派手な音はしますが、痛みはほとんどありません。
レーザーの照射が終わったら、幹細胞培養上清液の導入を行います。

- アフターケア
- アフターケアについて説明を受けていただき、ご帰宅となります。

施術について
施術部位 | 全顔 |
施術時間 | 15分 |
施術間隔 | 2週間~4週間ごと |
施術前の準備 | メイク落とし、洗顔 |
施術後の通院 | なし |
痛み | ほぼなし |
麻酔 | なし |
ダウンタイム | なし |
メイク | 直後から可 |
洗顔 | 直後から可 |
シャワー | 当日から可 |
入浴 | 当日から可 |
合併症 | 一時的な赤み |
注意事項 | 効果を実感するまでは2週間に1回の間隔での施術を推奨しています。 その後は4週間に1回の間隔での施術を推奨しています。 |
費用
施術名 | 部位 | 通常価格(税別) | AA会員価格(税別) |
レーザーカーボンピーリング | 頬 | 20,000円 | 15,000円 |
全顔 | 30,000円 | 20,000円 | |
全顔+首 | 50,000円 | 30,000円 | |
オプション 幹細胞培養上清液導入 | 無料 | 無料 |
症例紹介
準備中
よくある質問
- レーザーカーボンピーリングの痛みが怖いのですが。
-
レーザーがカーボンに反応した際にパチパチと派手な音がしますが、痛みはほとんどありませんのでご安心ください。
- レーザーカーボンピーリングは何回くらいで効果が実感できますか?
-
個人差があるので一概には言えませんが、多くの方は5回前後で効果を実感されます。
- レーザーカーボンピーリングはどれくらいの間隔で通えばいいですか?
-
最初は2週ごとに、効果が実感できてからは4週ごとの通院を推奨していますが、無理のない範囲で構いません。
- レーザーカーボンピーリングは具体的にどのような効果が期待できますか?
-
しみ、肝斑、くすみ、毛穴など、お肌の悩みに幅広く対応しています。即効性はありませんが、長く続けるには最も適した施術です。
-
レーザーカーボンピーリングの治療直後はどんな感じですか?
-
施術の直後は若干の赤みを感じる場合がありますが、数時間で落ち着いていきます。
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レーザーカーボンピーリング後に気を付ける事はありますか?
-
UVケアと保湿をしっかりとお願いします
過去ブログ①
肝斑にはレーザーカーボンピーリングが効果的
当院が導入を決定している治療の一つにレーザーカーボンピーリングがあります。手間がかかる割に利益が出ないので行っている施設も少なく、レーザートーニングやピコトーニングの知名度には負けている施術ですが、歴史の長い施術で効果も確かで、根強いファンに愛されている治療でもあります。
肝斑(かんぱん)とは

30代以降の女性を悩ませる肝斑について解説します。
30代から発生するシミ
肝斑は30歳から50代半ばまでの女性によく見られるシミです。
両頬にもやっとした、境界がはっきりしない地図状の薄褐色〜濃褐色のしみで、まれですが男性にも起こりえます。
肝斑(かんぱん)の原因は慢性の刺激とホルモンバランス
原因は、化粧の際のお肌への刺激、日焼け等による肌の老化、ホルモンバランスの乱れが原因と考えられています。
女性ホルモンとの関係が示唆されているので、経口避妊薬の内服や妊娠を契機に発症することもあり、また、生理周期の高温期にも悪化することがあります。
肝斑(かんぱん)の治療は3つ
一般的に有効とされている治療は次の3つになります。いずれか一つで改善するというケースは少なく、いずれも併用することでやっと改善できるのが肝斑というシミになります。
スキンケアの見直し
お肌への刺激が原因の一つですので、メイクやメイク落としの際などにお肌をこすらないようにしていきます。
これまではメイクを落とす際などにゴシゴシとこすっていた方は、優しく適度にを心がけていただきます。
レーザートーニング
肝斑にはレーザー治療は禁忌とされていました。その理由は、肝斑は刺激によって悪化するシミであり、レーザーや光治療を行うと悪化した事例が相次いだためでした。
その後、低出力のパワーで少しずつ色素を分解していくレーザートーニングという治療が出現し、レーザートーニングなら肝斑にも効果的となっていきました。
トラネキサム酸の内服
肝斑は刺激によって引き起こされた慢性の炎症でもあります。トラネキサム酸は慢性の炎症を落ち着かせる効果があり、肝斑への効果も証明されています。
レーザートーニングは効かないケースも多い
肝斑に有効とされているレーザートーニングですが、効果が無いケースや悪化したというケースも相次いでいます。
大手美容クリニックのトーニングは効きにくい
レーザートーニングのパワーの調整は非常に難しく、100人の患者様がいたら100パターンの微妙な調整が必要になってきます。シミの部位や濃さによって微妙な調整を行うことが、効果を出すコツでもあります。
大手美容クリニックは回転率を上げるために、照射の方法を完全にマニュアル化し、画一的な施術となっています。その結果、トラブルこそないものの効果も出ない施術、つまり、毒にも薬にもならない施術として認識されるようになってきました。
トーニングで肝斑(かんぱん)が悪化したケースも
トーニングが出始めた頃にですが、少しでも効果を出そうとして高出力のレーザーを照射してしまい、結果として肝斑が悪化したケースが頻発しました。
その結果、大手の美容クリニックでは出力の大幅なダウンがはかられ、絶対にトラブルが出ないであろう出力になったものの効果もでない施術になったわけです。
トーニングには否定的な意見も
シミ治療の権威である葛西形成外科の葛西先生は、肝斑治療に対してのレーザートーニングに警鐘を鳴らされています。
レーザートーニングの真実
トーニングで肝斑が悪化した事例が多数あるのは事実なので、その尻拭いをさせられている葛西先生のお気持ちは察するに余りあります。
ただ私の見解としては、トーニングという機械が悪いのではなく、それを十分に使いこなせなかった美容医療業界に問題があると感じます。
レーザーカーボンピーリングとは

お顔全体にカーボンローションを塗った後、低出力のレーザーを照射し、お肌のトラブルを解消していく施術になります。
レーザートーニングとカーボンピーリングを合わせた治療
お顔全体にカーボンローションを塗布します。このカーボンローションには極小のカーボン粒子が豊富に含まれています。
そのカーボン粒子が毛穴に入り込み、そこにレーザーを照射します。そうすると、レーザーがカーボン粒子に反応して熱エネルギーに変わり、毛穴の掃除と引き締めを行います。カーボンに反応しなかったレーザーは皮膚の奥まで届き、シミの色素を直接分解します。また、熱エネルギーが生じる際に二次的な光の波長も生じ、それらは肝斑に対して効果を発揮します。
つまり、カーボンが熱エネルギーに変換されることによって毛穴引き締め・コラーゲン生成効果が得られ、レーザー自体によって色素を破壊する効果が得られるわけです。
ちなみに、市販のカーボンローションに含まれているカーボン粒子は20μmほどの大きさですが、これだと毛穴の奥までは入り込めません。当院では2μmのカーボン粒子を使用したカーボンローションを使用しています。
歴史のある治療
このレーザーカーボンピーリングですが、知名度こそ低いものの歴史は古く、1999年のjournal of cutaneous laser therapyという専門誌に論文が掲載されています(1:p23-27,Skin resurfacing utilizing a low-fluence Nd:YAG laser)。
なぜ効果があるのに知名度が低いかというと、コストパフォーマンスの悪さからでしょう。
カーボン粒子が熱に変わる際に、多少のすすが出ます。これを排気するダクトを設置しないと部屋が黒ずんでくるので、配管工事が必要になります。また、通常のレーザー機器は医師か看護師が一人いれば施術できますが、レーザーカーボンピーリングは二人がかりでの施術となります。
大変なわりには特別高い料金がもらえる施術でもないので、多くのクリニックは導入を見送ったのだと思います。
レーザーカーボンピーリングの効果
効果が期待できるお悩みは、肝斑、毛穴、お肌のきめ、くすみ、小じわ、炎症後色素沈着(戻りじみ)です。
カーボン粒子にレーザーが当たり、熱エネルギーに変わります。その瞬間的に発せられた熱がコラーゲンを生成させ、毛穴や小じわの改善に繋がります。また、その際に二次的な光の波長が生じ、肝斑をマイルドに治療します。
さらには、カーボンに反応しなかったレーザーが皮膚の深くまで届き、色素をダイレクトに破壊するわけです。
こちらのブログに詳細な経過が記載されていました。
まとめ:肝斑(かんぱん)はレーザーカーボンピーリングで治る
老いを感じさせる原因の一つである肝斑。藁をもすがる思いで美容クリニックに相談してレーザートーニングを受け続けたものの効果を感じられず、治療自体を諦めてしまったという方は多いのではないでしょうか。
そういった方は、ぜひレーザーカーボンピーリングをお試しください。失望していた美容医療に対して、希望が蘇ってくることとなるでしょう。
過去ブログ②
30代からの美肌ケアにはレーザーカーボンピーリング
目の下に茶褐色のシミが出来てきたとき、皆さんはどんなシミを考えるでしょうか?
「シミはシミだろ!」と思われる方もおられるかもしれませんが、実はシミには色んな種類があります。
今回は、そのシミの中の一つであるかんぱん(肝斑)について、原因と治療法を解説していきます。
かんぱん(肝斑)は間違ったケアを行うと悪化してしまう事もありますし、一般的な治療をしていても治らないケースも多々あります。そのため、かんぱんは難治性のシミとしても有名です。
しかし、しっかりとした治療を行えば早期に治すことも可能ですので、お悩みの方がいらっしゃいましたら今回の記事を参考にされて下さい。
かんぱん(肝斑)とは?

30代頃から「左右対称性」に現れる、境界の明瞭な薄い褐色のシミが肝斑です。女性に多く見られ、典型的には目の下を縁取るような形で両頬に現れます。
いったん出現すると自然に治ることは少なく、隠すためにお化粧が濃くなっていき、そのお化粧のせいで余計に肝斑が濃くなるという悪循環に陥るケースもあります。
両頬に現れるのが典型的と説明しましたが、額や口周囲にみられることもありますし、女性に多く見られるとお伝えしましたが、まれではありますが男性での発症もあります。
⇒かんぱん(肝斑)について詳しく解説してある製薬会社のサイト
かんぱん(肝斑)の2つの原因

肝斑に関しては未だ不明な点も多く、原因も完全には解明されていません。
ただし、現時点で原因として分かっている事は2つあります。
それは、女性ホルモンの乱れとメイク落とし等の物理的刺激です。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠や更年期、経口避妊薬(ピル)を契機に発症・悪化することがあり、また高齢者においてはあまり見られないことからホルモンバランスが関与していることが分かっています。
物理的な刺激
頬骨のあたりや額など、メイクやメイク落としの際に摩擦が大きく生じる部分に好発する事、お手入れを優しくするように変えただけで改善するケースがあることなどから、物理的な刺激による炎症が影響していることも分かっています。
かんぱん・肝斑は治らない?|治りにくく悪化しやすい

かんぱん(肝斑)は従来から難治性のシミとして知られていました。
難治性と言われる理由は、かんぱんが発生する原因に女性ホルモンバランスの乱れが関わっており、そのホルモンバランスを副作用なく直接改善できる薬が無いという事と、レーザーで治そうとして悪化したケースが多発したからです。
また、メイクの落とし方などのスキンケアの方法を変えなければいけないことも、かんぱんを治りにくくしていました。
その結果、かんぱんは治すことができない難治性のシミとして知れ渡ることになってしまいました。
かんぱん・肝斑の一般的な治療法

かんぱん(肝斑)は「慢性の炎症」という側面もあり、それに対してトラネキサム酸の内服薬が効くことが分かり、かんぱんの治療法としてトラネキサム酸の内服が一般的になりました。
物理的な刺激を避けるためスキンケアの方法を見直し、トラネキサム酸の内服で一時的に症状を抑えるというのが数年前までの治療法でした。
しかし、その方法だとトラネキサム酸を中止すると肝斑が再燃するという問題もありました。
その後、レーザートーニングという“かんぱん”を根治させられる治療が登場しました。
しかし、この治療は業界内でも非常に問題となりました。
多くの美容外科クリニックがレーザートーニングに手を出し、原理や作用機序を十分に理解しないまま乱雑な処置を繰り返した結果、レーザートーニング治療に対して皆が失望する結果となったのです。
レーザーでメラニン色素を破壊するにはある程度のパワーが必要です。
しかし、かんぱん(肝斑)というのは刺激で悪化する性質を持っているため、そのパワーの微妙な匙加減が難しいのです。
多くのクリニックでは看護師が施術をするため、施術の方法は完全にマニュアル化されているため、かんぱん(肝斑)の濃さや肌質を考えずにパワーが決まります。
その結果、かんぱん(肝斑)に対して強すぎる刺激となり、レーザートーニングの影響でかんぱん(肝斑)が悪化するという本末転倒な事態が起こることとなったのです。
その後、全国的にパワーの見直しが起こり極端に弱いパワーで照射するようになり、レーザートーニングをしてもかんぱん(肝斑)は悪化はしないものの良くもならないという結果になったのです。
かんぱん(肝斑)が治る治療法

非常に難治性のしみ“かんぱん”(肝斑)ですが、20年ほど前から存在するレーザーカーボンピーリングという治療が非常に有効です。レーザーカーボンピーリングというのは、レーザートーニングとカーボンピーリングを掛け合わせたような治療です。
カーボンローションを塗布した肌にトーニングのレーザーを照射していくのですが、レーザーの一部はカーボン粒子に反応して熱と光に変換されます。
レーザー自体のパワーは弱まるものの、産生された熱と光はマイルドに色素や毛穴に作用し、かんぱん(肝斑)はおろか肌質全体を改善していきます。
即効性はないものの照射のたびに徐々に良くなっていき、再発のリスクも少なく、非常に満足度の高い治療です。
レーザーカーボンピーリングに関しては名古屋の鶴舞公園クリニックのサイトが非常に詳しいので参考にして下さい。
難治性のシミ、かんぱん(肝斑)。早めの治療を

難治性と言われているかんぱん(肝斑)ですが、適切な治療をすれば綺麗に治すことも可能です。放っておいても良くなる事はありませんし、隠すためにメイクを厚塗りするとかんぱん(肝斑)がもっと濃くなることすらあります。
かんぱん(肝斑)は30代を過ぎた女性には高頻度で出現していますので、気になった時点で早めに美容皮膚科に相談し、適切な治療を受けましょう。早い段階で治療を受けることができれば、長きにわたって“かんぱん”(肝斑)とは無縁の生活を送れるようになります。
『レーザーカーボンピーリング』(2020年最新版)