現在、ホルモン療法は新規受付中止中です。
ホルモン治療でニキビの無いキレイな肌へ
中等症~重症のニキビ治療にはアキュテイン(イソトレチノイン)とホルモン治療があります。アキュテインは現存のニキビ治療法の中で改善率の高さと再発率の低さで最も優れていますが、副作用である乾燥が強く、継続できない方もおられます。そういった方に有効なのがニキビのホルモン治療です。
ニキビ治療の切り札とも呼ばれているアキュテイン(イソトレチノイン)はこちら

ホルモン治療とは?|男性ホルモンを抑えるニキビ治療

ホルモン治療とは、ニキビの原因の一つであるアンドロゲンという男性ホルモンの産生を抑制する治療です。男性ホルモンを抑制することで皮脂の分泌が減り、結果的にはニキビの発生を抑えることが可能になります。
一般的にニキビのホルモン治療にはスピロノラクトンか低用量ピルのどちらか一方を使用するケースが多いのですが、それだと改善率が低く、また再発率が高いのも事実でした。
そのため、当院では2つの薬剤を併用することで改善率を高め、再発率を抑えるようにしています。
ホルモン治療は、このような方におすすめ
- 繰り返すニキビに悩んでいる
- 治ってもすぐに再発する
- 保険診療では治らない
- にきび跡が増えてきている
- アキュテイン療法は副作用が心配
2種類のホルモン治療
一般的なホルモン治療は低用量ピルもしくはスピロノラクトンの内服で行います。当院では治療初期は2種類のホルモン治療の併用から治療を開始しますが、各々の特徴は次の通りです。
低用量ピル
ピルは主に避妊目的で使用される薬剤ですが、中には女性ホルモンが含まれており、その含有量に応じて中用量ピル、低用量ピル、超低用量ピルに分けられます。その中でも低用量ピルは1970年代に開発され、現在では避妊目的以外にニキビなどの皮膚疾患の治療目的でも多くの方に使用されています。
ピルのニキビ改善効果は高く、低用量ピル(スーシー)を用いた試験では約6か月で82.8%の患者さんで「良好」もしくは「非常に良好」な改善がみられています。


スピロノラクトン
スピロノラクトンは降圧薬や利尿薬として古くから使われている薬ですが、男性ホルモンを抑制する働きがあるため、20年ほど前からニキビ治療に応用されるようになりました。
しかしスピロノラクトンによるニキビ治療は服薬中止後の再発率が高く、また、長期服用で耐性が出来やすいことも知られています。
トータルスキンクリニックのホルモン治療の特徴
2種類のホルモン治療の併用
低用量ピル、スピロノラクトン共に、単独の服用でもある程度の効果は見られますが、効果が現れるのに時間がかかることや服薬終了後の再発率が高い事が知られています。そのため当院では、治療初期は両方の薬剤を併用することで効果が現れるのを早め、耐性のできやすいスピロノラクトンは早めに減量・中止することで各々の薬剤のデメリットをカバーするようにしています。


定期的な診察と血液検査
当院ではより安全にホルモン治療を行うため、定期的な診察と採血(初回及び適宜)で経過を確認しながら処方していきます。
豊富な処方経験に基づいたご提案
院長はこれまでに多くの患者様のニキビの悩みを解決してきました。これまでの経験を元に患者様の重症度に応じて処方量の調整を行い、最短でニキビになりにくい肌へと導きます。


ニキビ跡治療にも精通
中等症~重症のニキビで悩まれている方は、多少なりともニキビ跡も存在することがほとんどです。当院ではニキビ跡治療に効果的なレーザー機器等も取り扱っているため、ニキビが治った後のニキビ跡治療でもお役に立てるかと思います。
ニキビ治療に効果的な低用量ピル
ニキビ治療に用いられる低用量ピルは数種類ありますが、当院ではニキビに最も効果的と言われている「スーシー」を採用しています。


ニキビ治療中の不安な事はいつでも相談可
ニキビ治療というと外用薬によるものが一般的ですが、ホルモン治療では薬の服用が必要になってきます。服薬することで副作用の不安などが生じた際は、公式LINEアカウントでいつでも院長に直接相談することが可能です。
治療の流れ
- 診察・カウンセリング
- お肌の状態について医師が診察を行い、ニキビのホルモン治療の効果や副作用を説明します。

- 治療開始
- 効果や副作用に納得いただけたら治療開始です。血液検査を受けていただいてから処方開始です。
最初はスピロノラクトンと低用量ピルの併用を行っていただきます。

- 定期的な通院
- 定期的に通院していただきながら、薬の調整を行います。効果が現れてきたら、スピロノラクトンを漸減していきます。
治療期間はまずは12か月を目安にお考え下さい。

治療について
治療部位 | お顔、身体などニキビの治らない部分 |
1回の診察に必要な時間 | 30分 |
通院間隔 | 1か月~3か月ごと |
通院期間 | 12か月 |
注意事項 | 内服開始後に一時的にニキビが悪化することがあります。 効果が出てくるのは4か月頃になります。 効果が現れてきたら、スピロノラクトンを漸減していきます。 |
費用
施術名 | 通常価格(税込) | AA会員価格(税込) | ||
スピロノラクトン 25mg~100mg |
初回 | 1か月分 | 8,000円 | 5,900円 |
2回目以降 | 3か月分 | 16,000円 | 11,900円 | |
低用量ピル (スーシー) |
初回 | 1か月分 | 8,000円 | 5,900円 |
2回目以降 | 3か月分 | 16,000円 | 11,900円 | |
初回および必要時に採血を行います(別途3,000円)。 健康診断の採血結果などをご持参いただけたら、当院での検査は不要です。 |
よくある質問
『にきびのホルモン治療』(2021年最新版)