2020年 冬 福岡天神に開院予定

肝斑(かんぱん)の治療にはトーニングよりレーザーカーボンピーリングが効果的

当院が導入を決定している治療の一つにレーザーカーボンピーリングがあります。手間がかかる割に利益が出ないので行っている施設も少なく、レーザートーニングやピコトーニングの知名度には負けている施術ですが、歴史の長い施術で効果も確かで、根強いファンに愛されている治療でもあります。

そのレーザーカーボンピーリングですが、難治性のシミである肝斑にも効果的なので、ここでご紹介します。

肝斑(かんぱん)とは

肝斑の画像
肝斑

30代以降の女性を悩ませる肝斑について解説します。

30代から発生するシミ

肝斑は30歳から50代半ばまでの女性によく見られるシミです。
両頬にもやっとした、境界がはっきりしない地図状の薄褐色〜濃褐色のしみで、まれですが男性にも起こりえます。

肝斑(かんぱん)の原因は慢性の刺激とホルモンバランス

原因は、化粧の際のお肌への刺激、日焼け等による肌の老化、ホルモンバランスの乱れが原因と考えられています。
女性ホルモンとの関係が示唆されているので、経口避妊薬の内服や妊娠を契機に発症することもあり、また、生理周期の高温期にも悪化することがあります。

肝斑(かんぱん)の治療は3つ

一般的に有効とされている治療は次の3つになります。いずれか一つで改善するというケースは少なく、いずれも併用することでやっと改善できるのが肝斑というシミになります。

スキンケアの見直し

お肌への刺激が原因の一つですので、メイクやメイク落としの際などにお肌をこすらないようにしていきます。
これまではメイクを落とす際などにゴシゴシとこすっていた方は、優しく適度にを心がけていただきます。

レーザートーニング

肝斑にはレーザー治療は禁忌とされていました。その理由は、肝斑は刺激によって悪化するシミであり、レーザーや光治療を行うと悪化した事例が相次いだためでした。

その後、低出力のパワーで少しずつ色素を分解していくレーザートーニングという治療が出現し、レーザートーニングなら肝斑にも効果的となっていきました。

トラネキサム酸の内服

肝斑は刺激によって引き起こされた慢性の炎症でもあります。トラネキサム酸は慢性の炎症を落ち着かせる効果があり、肝斑への効果も証明されています。

レーザートーニングは効かないケースも多い

肝斑に有効とされているレーザートーニングですが、効果が無いケースや悪化したというケースも相次いでいます。

大手美容クリニックのトーニングは効きにくい

レーザートーニングのパワーの調整は非常に難しく、100人の患者様がいたら100パターンの微妙な調整が必要になってきます。シミの部位や濃さによって微妙な調整を行うことが、効果を出すコツでもあります。

大手美容クリニックは回転率を上げるために、照射の方法を完全にマニュアル化し、画一的な施術となっています。その結果、トラブルこそないものの効果も出ない施術、つまり、毒にも薬にもならない施術として認識されるようになってきました。

トーニングで肝斑(かんぱん)が悪化したケースも

トーニングが出始めた頃にですが、少しでも効果を出そうとして高出力のレーザーを照射してしまい、結果として肝斑が悪化したケースが頻発しました。
その結果、大手の美容クリニックでは出力の大幅なダウンがはかられ、絶対にトラブルが出ないであろう出力になったものの効果もでない施術になったわけです。

トーニングには否定的な意見も

シミ治療の権威である葛西形成外科の葛西先生は、肝斑治療に対してのレーザートーニングに警鐘を鳴らされています。

レーザートーニングの真実

トーニングで肝斑が悪化した事例が多数あるのは事実なので、その尻拭いをさせられている葛西先生のお気持ちは察するに余りあります。
ただ私の見解としては、トーニングという機械が悪いのではなく、それを十分に使いこなせなかった美容医療業界に問題があると感じます。

レーザーカーボンピーリングとは

レーザーカーボンピーリングの画像

お顔全体にカーボンローションを塗った後、低出力のレーザーを照射し、お肌のトラブルを解消していく施術になります。

レーザートーニングとカーボンピーリングを合わせた治療

お顔全体にカーボンローションを塗布します。このカーボンローションには極小のカーボン粒子が豊富に含まれています。

そのカーボン粒子が毛穴に入り込み、そこにレーザーを照射します。そうすると、レーザーがカーボン粒子に反応して熱エネルギーに変わり、毛穴の掃除と引き締めを行います。カーボンに反応しなかったレーザーは皮膚の奥まで届き、シミの色素を直接分解します。また、熱エネルギーが生じる際に二次的な光の波長も生じ、それらは肝斑に対して効果を発揮します。

つまり、カーボンが熱エネルギーに変換されることによって毛穴引き締め・コラーゲン生成効果が得られ、レーザー自体によって色素を破壊する効果が得られるわけです。

ちなみに、市販のカーボンローションに含まれているカーボン粒子は20μmほどの大きさですが、これだと毛穴の奥までは入り込めません。当院では2μmのカーボン粒子を使用したカーボンローションを使用しています。

歴史のある治療

このレーザーカーボンピーリングですが、知名度こそ低いものの歴史は古く、1999年のjournal of cutaneous laser therapyという専門誌に論文が掲載されています(1:p23-27,Skin resurfacing utilizing a low-fluence Nd:YAG laser)。

なぜ効果があるのに知名度が低いかというと、コストパフォーマンスの悪さからでしょう。
カーボン粒子が熱に変わる際に、多少のすすが出ます。これを排気するダクトを設置しないと部屋が黒ずんでくるので、配管工事が必要になります。また、通常のレーザー機器は医師か看護師が一人いれば施術できますが、レーザーカーボンピーリングは二人がかりでの施術となります。
大変なわりには特別高い料金がもらえる施術でもないので、多くのクリニックは導入を見送ったのだと思います。

レーザーカーボンピーリングの効果

効果が期待できるお悩みは、肝斑、毛穴、お肌のきめ、くすみ、小じわ、炎症後色素沈着(戻りじみ)です。

カーボン粒子にレーザーが当たり、熱エネルギーに変わります。その瞬間的に発せられた熱がコラーゲンを生成させ、毛穴や小じわの改善に繋がります。また、その際に二次的な光の波長が生じ、肝斑をマイルドに治療します。
さらには、カーボンに反応しなかったレーザーが皮膚の深くまで届き、色素をダイレクトに破壊するわけです。

こちらのブログに詳細な経過が記載されていました。

まとめ:肝斑(かんぱん)はレーザーカーボンピーリングで治る

老いを感じさせる原因の一つである肝斑。
藁をもすがる思いで美容クリニックに相談してレーザートーニングを受け続けたものの効果を感じられず、治療自体を諦めてしまったという方は多いのではないでしょうか。

そういった方は、ぜひレーザーカーボンピーリングをお試しください。

失望していた美容医療に対して、希望が蘇ってくることとなるでしょう。

肌と髪のクリニック天神のレーザーカーボンピーリングはベビースキン(幹細胞上清液)導入付き

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