患者様の事を第一に考えた美容クリニックを作ります。

始めまして。
某美容クリニックで勤務しています現役の美容外科医です。
この度、真の意味で患者様の事を第一に考えた美容クリニックを作っていくことにしましたので、ご報告させていただきます。

美容医療はビジネス

美容医療は売り上げ第一

私は関東の出身で、実家は保険診療を行っています。「医は仁術」を地で行く両親の姿に憧れ医師を目指したのですが、大学在学中の20歳を超えたころから美容医療に興味を持つようになりました。

「いつまでも若くありたい」「周りより若く見られたい」そういった願望を人並みに抱くようになりました。
大学卒業後は一旦は内科医として肺炎や脳梗塞・心筋梗塞といった病気の診療に携わっていたのですが、「美容外科医になって若返り・アンチエイジングを追い求めたい」という思いは捨てきれず、30代になったのを機に美容医療の道に進むことにしました。

一度は某大手美容外科クリニックに雇っていただき美容医療を学ばせて頂きましたが、美容医療は医療の名を語ったビジネスだという事を嫌というほど感じさせられ、自分の心が付いていけず道をあきらめかけました。

安い施術で患者を集め、言葉巧みに高い施術に誘導する。
医療とはいえ利益は上げないといけないので営業努力が悪いとは言いません。ただ、そのやり方に付いていけませんでした。

美容医療はおとり広告だらけ

おとり広告に騙される患者さん

「〇術19,800円」という広告を見てクリニックに行くと、医師・看護師・カウンセラーから次の様に言われます。
「この施術は貴方には適応でないから198,000円の△術(〇術の上位ランクの施術)じゃないと手術できないよ」や「この施術には別途AとBのオプションが必要だよ」など。

また、「○○1.0cc10,000円」という広告を見てクリニックに行くと次の様に言われます。
「1.0ccだけ注入しても意味がないから、最低4.0ccからじゃないと施術できません」や「Cのオプションを付けないと合併症のリスクが高いよ」など。

もちろん医療ですので本当にその施術が適応でないのならするべきではないと思いますが、高い施術に誘導するためのおとり広告として使われているのが現状です。

そういったクリニックの医師・看護師・カウンセラーに求められる技術は、「どれだけ患者様の要望に沿った治療を提案して満足してもらうか」ではなく「どれだけ多くの利益をグループにもたらすか」になってくるわけです。

頭の中は「ノルマ」「患者単価」「報奨金」の事だけでいっぱいになり、「患者様の満足度」「医療者としてのプライド」などは消え去っていきます。

そんなクリニックの中にも利益を追い求め過ぎず患者様の事を優先した美容医療を行っている医療従事者がいるのも事実ですが、残念ながらそういった人たちは評価されません。

私自身も保険診療の癖が抜けず単価の安い施術などを積極的に引き受けていた結果、グループを去らざる得ない結果となりました。

捨てる神あれば拾う神あり

そんな私の人間性に理解を示して下さっていた方がいらっしゃいました。
数年前から交流のある先生で、その方は九州で個人の美容クリニックを経営されています。

その方に事の経緯を相談したところ、「俺も同じ気持ちだったから大手を辞めて開業したんだよ。援助するから開業しなよ」と、理想のクリニック実現のために協力して下さることとなったため、開業を決意させて頂きました。

患者様の事を第一に考えた美容医療

私の夢は、「真の意味で患者様の事を第一に考えた、患者様の美容医療への期待を裏切らないクリニック」を実現させることです。
患者様が損をせず、本当に必要な治療を適正価格で受けることが出来るクリニックを作りたいと思っています。

脂肪吸引などの大掛かりな手術は行わず、美肌・若返り等、多くの方に必要とされる治療を継続しやすい低価格で提供していきたいと考えています。

出来るだけ価格を抑えるためには大掛かりな宣伝などは行わず、クリニックHPから自分で作っていくことにします。
手術機材やヒアルロン酸などの物品にはこだわりますが、内装などはできるだけ安く抑えますので華やかさには欠けるクリニックになるかとは思います。

華やかさ・優雅さはないものの、気兼ねなく訪れることができ、気軽に何でも相談できる、そのようなクリニックを作っていきます。

これからもこのブログで開業の進捗状況を報告していきますので、ご参照ください。