美容外科で被害に遭わないための【5つのポイント】

大手美容クリニックの活躍もあり美容医療が身近になってきた結果、患者様の取り合いも激しさを増してきました。

派手な広告を打って新規顧客獲得に力を入れる一方で、患者を金づるとしか見ないクリニックの不誠実な対応に傷ついている方もたくさんいらっしゃいます。

今回の記事では、美容医療のカモにされないためにはどうしたらいいのかを現役美容外科医が解説していきます。
美容医療に興味がある人、傷ついた経験のある人、ぜひ参考にして下さい。

こんな体験ありませんか?

  • 安い広告をみてクリニックに行ったら、高い治療を強制された
  • オプションを強要された
  • 他の施術も一緒に受けないと治療できないと言われた
  • 契約するまで帰してもらえなかった
  • 術後の経過で相談したら体質の問題とあしらわれた
  • 長期保証に期待して高いお金を払ったのに、簡単に保証制度外と言われた
  • 術後の経過で相談に行ったら、担当医が退職(移動)していた

これらはTwitter口コミに記載されていたものですが、現在の美容医療業界が抱える問題点のほんの一部です。

次の項目で、具体例を用いてわかりやすく解説していきます。

おとり広告が横行|美容外科の問題点①

「○○二重術19,800円~」「初回に限りヒアルロン酸0.1cc 1,000円~」等の広告を目にした方も多いのではないでしょうか。

これらの広告の内容を真に受けてクリニックを受診すると、痛い目にあいます。

この料金でサービスを提供するとクリニックは大赤字なので、高い施術に誘導するのが担当医やカウンセラーの役割になります。

埋没法の場合にはこのように言って高い施術に誘導します。

あなたのまぶたは厚いので○○二重術は無理。強度のあるプレミアム法じゃないと駄目」
「一緒に脂肪取りをしないとキレイな二重にならない」

ヒアルロン酸の場合はこうです。

「ヒアルロン酸は1.0cc単位での販売で、最初の0.1ccは1,000円ですが0.2cc目から5,000円になります。なので1.0ccで46,000円です。」
「1.0ccだけだと余計に老けて見えるから3.0ccは入れた方が良いよ」
「キレイに注入するには、安全に入れるためにはオプションで特殊な針を買っていただく必要があります」

広告の料金で施術を引き受けると担当スタッフは会社からの低評価が下がるので、あの手この手でアップセル・クロスセルを迫ってきます。

最低限、広告の料金は真に受けない事、予約の際にその料金で施術を受けられるのかの確認は必要でしょう。
また、同様の施術なのにいくつも値段設定があるクリニックは避けた方が無難でしょう。

顧客単価絶対主義|美容外科の問題点②

資本主義社会ですので売り上げを意識するのは大切ですが、美容医療業界ではそれが度を超えています。

美容外科クリニックに務める医師・看護師・カウンセラー・事務などほとんどすべての職種に売り上げのノルマが課せられていて、ノルマが達成出来たら歩合が発生します。

美容外科の歩合はかなり高額で、歩合を含めるた医師の年収は1億を越え看護師・カウンセラーの年収も1千万を越えるケースはザラです。

そのような中、当たり前ですが与えられている業務の時間は有限です。
会社から評価されるためにも・自分の給与のためにも顧客単価を上げる事に全力を注ぐことになってしまうのです。

派手なTVCMを打っている有名クリニックであればあるほど売り上げノルマは大きくなりますので、安い施術を希望する患者さんをないがしろにする傾向が高くなります。

有名無実の保障制度|美容外科の問題点③

  • 「一生涯、再手術を行います」
  • 「変化が少なかった場合、無料でやり直しをします」
  • 「結果にご満足いただけない場合、全額返金いたします」

美容外科には様々な保障制度があります。
それらのに魅力を感じて高い施術を選んだ方も多いのではないでしょうか。

実はその保証内容にほとんど意味はありません。
なぜなら、その保証制度には「医師が判断した場合に限り」という免責事項が記載されてあるからです。

少しですが例をあげてみます。

一生涯保障の埋没法(20万円)を契約し、半年後にラインが戻った。
保証でのやり直しを希望したら医師からこう言われた「半年で戻るってことは再手術をしてもすぐに戻る。まぶたに負担がかかるから同じ方法だとできないよ。お金はかかるけどまぶたに負担の少ない〇〇法か強度の強い切開法二重術でやり直そう」

スレッドリフト(糸のリフト)を受けたけど、左右差が酷くなった。
やり直しを希望したら「元々の左右差だからスレッドリフトでは治せない。ヒアルロン酸の追加購入が必要だね」

今ご紹介したやり取りは、決して稀なケースではなく、美容クリニックで毎日のように行われているやりとりになります。
もし保証制度に期待を持っている方がおられましたら、一度契約書を読み直してみると良いでしょう。

本来であればクレーマー気質の患者さんからクリニックを守るための「医師の判断に基づく」という免責事項が、善良な患者さんを泣き寝入りさせるための文言に利用されているのです。

ささいな不安でクレーマー扱い|美容外科の問題点④

美容医療を受けた方であれば、術後の経過で不安を感じた事がある方はほとんどでしょう。
例えば、脱毛のレーザーを当てたところにニキビができれば不安になりますし、ヒアルロン酸を注入したところが赤く腫れたらバイ菌が感染したのかと怖くなる事でしょう。

そういった些細な不安を感じたときにクリニックに相談したとき、電話での相談くらいなら優しく対応してくれると思います。

ですが、受診して診察して欲しいと言った時、急に対応が変わります。
「施術前にリスクは説明しているので、数日様子を見て下さい」「来ていただいても何もできません。お時間を無駄に取らせるだけかと思います」と。

新たにお金を落とす可能性のない患者さんは美容クリニックにとっては「招かれざる客」ですので、あの手この手で来院を拒もうとしてきます。

手術の経過で不満をいうと、さらに酷い対応をされます。
仕上がりの左右差などは、全て「効果には個人差があります」という免責で片付けられます。

執拗に文句を言うとクレーマーリストに名前が入れられ、クリニックの顧問弁護士から連絡が来る結果となります。

契約をするまえに、術後の不安に対してはどういった対応をしてくれるのかをしっかり聞いておきましょう。

担当医がすぐに退職|美容外科の問題点⑤

美容医療は医師を含めて入れ替わりの激しい業界です。
お金が大好きな医師は1年程度の勤務を経てすぐに開業し、患者さんを大切にするお人よしの医師はすぐに首になります。

本来であれば患者さんの施術の経過をみてくれるのは担当した医師のはずですが、その医師が半年後に同じクリニックにいる可能性は低いです。

担当医師が退職や移動になった場合、他の医師がしっかり経過を見てくれると思うかもしれませんが、前述したように美容業界は個人の売り上げが重視される世界です。

他の医師が担当した患者さんのフォローにベストを尽くすほどお人よしの医師はいないのが現実です。

クリニックを選ぶ際、医師の入れ替わりの激しくないクリニックを選ぶことも非常に大切です。

【美容外科で被害に遭わないための5つのポイント】まとめ

美容医療のクリニックを運営していくのは、保険医療のクリニックを運営するのに比べ非常にお金がかかります。

広告費、最新機器の導入費、人件費など。

美容医療の広告費は他の業界より高く設定されており、大手美容クリニックが一人の新規患者さんを呼び込むためにかかる費用は30,000円~50,000円と言われています。

それなのに埋没法など1回施術したら終わりの治療が20,000円程度で出来るはずがありません。

おとり広告に騙されないよう、意味のない保証制度に騙されないよう、以下の点に注意してクリニックを探すようにしていきましょう。

  • 同じ施術なのにいくつもランク分けされているクリニックは避ける
  • TVCMやYoutube広告を乱発しているクリニックは避ける
  • 保障制度がある場合、過去にどういったケースで利用できたか具体例を聞く。同時に、利用できなかったケースも聞く
  • 術後に心配なことがある時はすぐに受診できるか聞いておく
  • 医師やスタッフの離職率の高いクリニックは避ける

上記のチェック点、どうやって調べればいいの?とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

Googleの口コミTwitter等で調べるとリアルな声が聞こえてきますよ。

 ⇒筆者が勤務するトータルスキンクリニックのHP

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